春告げ魚とも呼ばれるメバル、年が明けた頃から各地で釣果が出始めていますが、大きいメバルってなかなか狙っても釣れないことが多いですよね。
チヌ(クロダイ)では50cmオーバーを「年なし」と呼んだりして、釣り人のひとつの目標的なものになっていますが、それをメバルに当てはめると「尺」と呼ばれる30cmクラスでしょうか。
各地でも大型のメバルはチラホラとは上がっていますが、運任せの要素が濃いのも事実。狙っていても、実際はなかなかお目にかかることができません。
そんな超レアな「尺物」のメバルですが、実は高確率で釣れる釣り場があるんです!!
それが福井県敦賀沖!!
過去に数回取材で訪れていますが、今のところ船中では30cmオーバーの尺メバル率が、何と100%!!
メバルファンなら、誰もが憧れる夢の「尺」サイズを複数尾釣る人もいて、まさにデカメバルのパラダイスと言っても過言ではないでしょう。
さて、そんな尺メバルが狙えるのが、普段はジギング&タイラバなどのルアー系の釣りメインに出船している、福井県敦賀・名子のビッグフィンスクイッド。
例年、年明け頃から3月末頃までの期間は、ジギング&タイラバをやりつつも、潮や状況を見て、サビキでメバルを狙うリレー釣りが楽しめます!
メバルの釣り方はサビキ
ここビッグフィンスクイッドでは、エサ要らずのサビキで狙います。
船長のオススメタックルは、3.3m前後の中通しの船竿30~50号に両軸受けリールでPE1号前後。オモリは30号統一。
サビキはベイトの状況によりますが、船長が「敦賀沖では断然!!」と推すのが、もりげんの「大漁メバル仕掛極秘サバ皮醤油漬け」。ハリスは食いが渋い時は0.8号も使いますが、大型が出るので1~1.2号が無難です。

▲船長オススメの仕かけ
タナは底から1m程度が多いので、根掛かりで下針が切れたら、必ずカットして詰めるのがキモです。
そして、気になる釣り方ですが、超簡単!! 「巻くだけ」です。
船長が巻き上げるタナの幅をポイントごとにアナウンスしてくれるので、それに従ってただスローに巻くだけ!!
これだけで釣れちゃいます!!
指示ダナまで巻き上げて、アタリがなければ、また底まで下ろして同じようにタナまで巻き上げるだけ!!
ほんと、これだけです。
あとはアタリがあれば、必ず追い食いを狙いましょう!!
せっかくの好ポイントに入っても、1尾ずつ釣り上げていると数が伸びません。
アタリがあれば、巻き上げる速度をさらに遅く、あるいは止めて、追い食いを狙うのが数伸ばすコツです。
1尾ずつ釣るのと、2連、3連、さらには針の数だけ釣れる鈴なり状態では、釣果の伸びが圧倒的に違いますからね!!
今期もすでに良型、大型の気配がムンムン!!
今期は1月14日現在、シケ続きだったこともあり数回の出船に留まっていますが、サビキでメバルを狙った日にはすでに尺前後のデカメバルが姿を見せており、「凪の日に出れれば本格的な釣果が望めそう」とは、ビッグフィンスクイッドの畑船長談。

▲昨年の取材時に出た最大は33cm、ほかにも30cm前後が全員にアタった
先日には、掛かったサビキ仕かけを巻き上げる時にハリスが3つ切れていて、上がった仕かけには29cmのメバルだけが付いていたとか。
これって凄くないですか?
残ったメバルが29cmで、ほかの3つはハリス切れって!?
当然考えられるのは、切れた針に掛っていたメバルは残ったサイズよりも大きかった!? ってことですよね。
もちろん、自然相手なので乗船者全員に尺物が釣れるとは限りませんが、ほかのエリアに比べると、超高確率で上がると言ってもよいほどの「聖地」であることには間違いありません。
リレーでイカメタルのヤリイカや、タイラバ&ジギングも

▲胴長30~40cmの大型ヤリイカもまじる

▲群れにアタれば、ダブルもあり
それに、タイラバやジギングではガシラ、アコウなどの根魚、そして、これからはイカメタルでヤリイカも狙えるようになるので、1度の釣行で2種、あるいは3種の釣りが楽しめちゃいます。
先着100人にマスクプレゼント中
また、ビッグフィンスクイッドの船長からは2021年初出航から先着100人にオリジナルマスクをプレゼント中!!
マスクはオリジナルロゴ入りで、グレー、ブラック、迷彩色の3種類あります。

▲乗船者全員に配られるオリジナルステッカー
マスクは先着100人限定ですが、デカメバルのストック量はバツグンで、まだまだシーズンは始まったばかり!!
「今年こそは尺メバルを釣りたいなあ」と考えている人や、「いろんな釣りを1度に楽しみたいなあ」なんて考えているアナタには、ピッタリの釣り場ですよ~!!
ぜひ、1度チャレンジあれ!!