モバイルロッドと聞いて、みなさんはどんなロッドをイメージされるでしょうか。
エサ釣りでは、携行性のよいロッドとして振出竿が使われるのが定番ですが、ルアーフィッシングの世界ではマルチピースと言って、多点継ぎとなります。
ルアーロッドと言えばワンピースやツーピースが主流でしたが、近年、人気が高まっているのがモバイルロッド。
なぜ人気なのか。
ロッドと思えない携行性のよさで、電車釣行、または出張や遠征先でも気兼ねなく使える点。
カバンに収まってしまう大きさのものもあり、どこでも手軽に釣りが楽しめます。
そして、ロッド自体の進化もあります。
従来、モバイルロッド=パックロッドは安価で、重たくて操作性がよくない、と言ったイメージがありましたが、素材や技術の進化により、マルチピースでも2ピースと遜色ない曲がり、そして軽さを手に入れたからです。
どうですか?新しいモバイルロッド、試してみたくなりませんか?
ファミリーでお出かけの際、モバイルロッドをこっそり忍ばせても、家族の方にバレないかもしれませんしね(笑)。
さて、そんなモバイルロッドですが、気になるアイテムが発売されているのでご紹介したいと思います。
それは、シマノのシーバス専用ロッド「エクスセンスMB」です。
エクスセンスMB
エクスセンスと言えば、シマノのシーバスブランド。
ハイエンドのスペックを纏ったこの「エクスセンスMB」は、本格的なシーバス用モバイルロッドなんです。
コンパクトな仕舞寸法50cm台
「エクスセンスMB」は全3モデルで、継数は5本もしくは6本。仕舞寸法は50㎝台と、圧倒的なコンパクトさ!
継数の多さゆえに重くなりがちな自重も、センターカット2ピースと同レベルの120g台(S88ML-5)に抑えらています。

スパイラルXコア
軽くて強いブランクスを実現するスパイラルXコアに、軽量&高感度化をもたらすカーボンモノコックグリップ、キャスト時の空気抵抗とトラブルを激減させ飛距離の向上に貢献するXガイドエアロチタンなど、シマノの最新技術を惜しみなく搭載。
圧倒的な軽さを実現したというわけです。

カーボンモノコックグリップ

Xガイド エアロチタン
ハイエンドスペックの「エクスセンスMB」は、継数の多さを忘れるほどの軽さと美しい曲がりを実現。
モバイルロッドの常識が変わりますね。
ラインナップは3モデル。
・S88ML-5
軽くて扱いやすい8’8”レングス。7~12cmクラスのミノーやシンキングペンシル、10~30gクラスのバイブレーションなどに適応。港湾、小中規模河川、汽水湖などのシーンで活躍。
・S96ML-6
操作性と遠投性のバランスに優れた9’6”レングス。7~12cmクラスのミノーやシンキングペンシル、10~30gクラスのバイブレーションなどに適応。河川、干潟、沖堤などのシーンで活躍。
・S96M-6
操作性と遠投性のバランスに優れた9’6”レングス。9~16cmクラスのミノーやシンキングペンシル、15~35gクラスのバイブレーションやブレードベイトなどに適応。河川、干潟、沖堤などのシーンで活躍。
出典:シマノ

キャリングケース付属
■SPEC
品番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 適合ルアーウェイト(g) | 適合ラインPE(号) | 本体価格(円) |
S88ML-5 | 2.64 | 5 | 56.4 | 127 | 5~32 | 0.5~1.2 | 59,000 |
S96ML-6 | 2.90 | 6 | 53.3 | 141 | 5~32 | 0.5~1.2 | 62,000 |
S96M-6 | 2.90 | 6 | 53.3 | 147 | 6~40 | 0.6~1.5 | 63,000 |
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