シマノのハイエンドスピニングリール「ステラ」と双璧を成す、ハイスペックスピニングリール「ツインパワー」。
なんと1987年から発売されているそうで、根強いファンも多いのが、この「ツインパワー」。
そんな「ツインパワー」のソルトゲーム用リールが2021年、「21ツインパワーSW」となって待望のリリースとなります!
21ツインパワーSW

「巻き上げの強さと軽さ」

従来のX-SHIP構造は、ピニオンギア両端をベアリングで支持することで軽い巻き上げを実現した。今回のNEWモデルには、その構造をより進化させたインフィニティドライブ構造を搭載。これまでピニオンギアで支持していたメインシャフトを非接触化し、特殊低摩擦ブッシュで支持することでメインシャフトの摺動抵抗を大幅に軽減。加えて、メインシャフト自体に特殊表面処理を施し、さらなる低摩擦化に成功。回転トルクを従来比約30%低減※し、高負荷時でも積極的に巻き上げられるパワフルなリールへと進化した。
※当社比較テストによる
出典:シマノ
「熱にも強く進化したドラグ」
ヒートシンクドラグ
大物とのファイト時も安心できるXタフドラグに、熱によるドラグ力低下を低減させる機構を搭載。
また、糸巻部の温度上昇も抑え、熱に強くなった進化したドラグとなっています。
※ヒートシンクドラグは10000PG、10000HG、14000PG、14000XGに搭載
※Xタフドラグは4000XG以外に搭載
従来のXタフドラグは、ドラグ機構部をスプール下部に配置するという画期的な構造で、圧倒的なドラグ性能と耐久性の向上を実現した。今回のNEWモデルには、さらに熱にも強く進化したヒートシンクドラグを搭載。ドラグ部で発生した熱をスプール外へ逃がすヒートシンクパネルにより、熱ダレによるドラグ力低下を約50%改善※。また、スプール糸巻き部へと流れる熱を遮断する断熱シートによって、糸巻き部の温度上昇を約30%減少※させることに成功。ラインによりやさしく、より安定したドラグへと進化した。
※当社比較テストによる
出典:シマノ
「防水性能がさらに向上」
前モデルではストッパーベアリング部に採用された防水機能「Xプロテクト」が、ラインローラー部に新たに採用。
ラインローラーは非常に負荷が掛かるパーツだけに、安心して使用できるようになるのが嬉しいですね。
前モデルのストッパーベアリング部に搭載し、高い防水性能の実現に大きく貢献したXプロテクト構造。今回のNEWツインパワーSWには、ストッパーベアリング部に加え、ラインローラー部にもそのXプロテクト構造を搭載し、さらに防水性能が向上した。ストッパーベアリング部と同様に、海水の侵入経路をシール部材で物理的に遮断することで、高い水圧にも耐えられる構造へと進化。ラインローラー内部のベアリングを過酷な環境下から守り抜き、従来品に比べ、ベアリングの耐久性は従来比10倍以上※に。
※当社比較テストによる
出典:シマノ
この3つの先進技術に加え、これだけの機能が搭載。
■SPEC
品番 | ギア比 | 実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法(径mm/ストロークmm) | ナイロン糸巻量(号-m)/PE糸巻量(号-m) | 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | ハンドル長(mm) | ベアリング数 BB/ローラー |
本体価格 (円) |
4000XG | 6.2 | 7.0/11.0 | 350 | 52/19 | 3.5-170、4-150、5-125/1-490、1.5-320、2-240 | 101 | 60 | 9/1 | 52,900 |
5000HG | 5.7 | 8.0/13.0 | 415 | 54/19 | 4-200、5-150、6-130/2-350、3-240、4-170 | 97 | 65 | 10/1 | 61,500 |
5000XG | 6.2 | 8.0/13.0 | 415 | 54/19 | 4-200、5-150、6-130/2-350、3-240、4-170 | 105 | 65 | 10/1 | 61,500 |
6000PG | 4.6 | 8.0/13.0 | 420 | 57.5/19 | 4-240、5-190、6-160/2-440、3-300、4-210 | 83 | 65 | 10/1 | 61,500 |
6000HG | 5.7 | 8.0/13.0 | 420 | 57.5/19 | 4-240、5-190、6-160/2-440、3-300、4-210 | 103 | 65 | 10/1 | 61,500 |
6000XG | 6.2 | 8.0/13.0 | 420 | 57.5/19 | 4-240、5-190、6-160/2-440、3-300、4-210 | 112 | 65 | 10/1 | 61,500 |
8000PG | 4.9 | 14.0/25.0 | 615 | 61/22 | -/3-410、4-300、5-250 | 94 | 75 | 10/1 | 72,300 |
8000HG | 5.6 | 14.0/25.0 | 615 | 61/22 | -/3-410、4-300、5-250 | 107 | 75 | 10/1 | 72,300 |
10000PG | 4.9 | 14.0/25.0 | 655 | 66/22 | 6-300、8-210、10-160/4-400、5-300、6-250 | 102 | 75 | 10/1 | 72,300 |
10000HG | 5.6 | 14.0/25.0 | 655 | 66/22 | 6-300、8-210、10-160/4-400、5-300、6-250 | 116 | 75 | 10/1 | 72,300 |
14000PG | 4.9 | 14.0/25.0 | 660 | 68.6/22 | 10-195、12-155、14-140/6-300、8-200、10-165 | 106 | 75 | 10/1 | 72,300 |
14000XG | 6.2 | 14.0/25.0 | 660 | 68.6/22 | 10-195、12-155、14-140/6-300、8-200、10-165 | 134 | 80 | 10/1 | 72,300 |
※XG=エキストラハイギア仕様、HG=ハイギア仕様、PG=パワーギア仕様の意味です。
※8000~14000のベールはハンドルリターンしません。
※IPX8相当(ボディ部)
※ストッパーの切替機構はありません。
※8000番はPEライン専用です。
△最大巻上長は、スプール前ツバ最外径による計算値となっています。