釣りにおいて「赤い光」とは、“魚に警戒されにくい色”だとされているのは、皆さんご存じの通り。
その理由は、体表が赤色の魚が多いことにも関係しています。
水深10m以上の海中では太陽光の「赤い波長」が吸収されて届かなくなるため、赤い塗料などは光を反射できず黒く見えるから。だから、魚からは赤色が認識されづらいとされています。

▲深い場所に生息している魚ほど、魚体が赤いものが多い
……なのですが、どうやら、とあるアイテムに、「赤い光」をプラスした仕掛けが好調なのだとか。
「赤い光」がアピールとしてなぜか有効に働いている

どうやら、ルミカから発売されている「光略カスタムシンカー」に、同社の「ケミホタル【レッド】」を挿し込んだセッティング。これが現在、ヒラメやカワハギ釣りで大活躍しているそうなんです。
前々から、カワハギ釣りにおいて「赤い光は大型狙いや、渋い状況で活躍する」ことを何度か耳にしたことはありましたが、ヒラメでも効果が発揮されている事実。
なぜ、赤い色は見えないのに、赤い光は有効なのか?
調べてみると、面白い情報を見つけることに成功しました。
「海の中で赤色は見えない」は半分正解で、半分間違い?

実は2008年に、ドイツのテュービンゲン大学(ニコ・ミヒェルス教授ら)の研究チームが、とある論文を発表していました。
その内容は、「海中に住む魚たちのなかには、自ら『赤い光(蛍光)』を放ち、それを認識しているものがいる」というもの。
太陽光の赤い波長が届かない水深10m以上の海中では、たしかに「赤い塗料」や「赤い体表」は光を反射できず黒く見える。ここまでは皆さんが知っている通り。
しかし、ハゼやギンポの仲間など、サンゴ礁や海底に生息する一部の魚たちは、海中まで届く「青や緑の光」を体に吸収し、それを「赤い光」に変換して自ら発光させていることが分かったのです。
研究チームによると、この赤い発光は「仲間同士の秘密のコミュニケーション」として使われている可能性が高いとのこと。
周囲が青一色の世界において、自ら発する「赤い光」はコントラストが高く、強烈に目立つシグナルになっているのだとか。

ここまでの話を、今回の「光略カスタムシンカー」+「ケミホタル【レッド】」の好調ぶりに当てはめてみると……
ルアーやシンカーに塗布された「赤い塗料」は、深場では光を反射せず黒いシルエットになる。しかし、ケミホタルのように自ら赤い光を放つアイテムは、海の中での見え方がまったくの別物になる……という説があります。
青暗い海の中において赤い光は、ヒラメやカワハギなどの底生魚にとって、実は有効なアピールになっているのでは? と考えられますね。
試す価値大アリ! なセッティング
そんな噂を聞けば、試すしかないだろう! ということで、「光略カスタムシンカー」と「ケミホタル」早速買い揃えてみました。

▲25~40号には「ケミホタル25」、50号以上は「37」がマッチする
これから楽しくなってくるカワハギやフグでも使ってみたいし、アジ釣りや落とし込みにも面白いのでは? と、思ってみたり。
「見えない」はずの赤色が、自ら光ることで海中での強烈なアピールに変わる。人間の常識が通用しないからこそ、釣りは奥が深くて面白い。
私も早速、実際の海でその威力を確かめてみます!
ルミカ公式「光略カスタムシンカー」詳細ページはこちら
ルミカ公式「ケミホタル」詳細ページはこちら





















