今回は「ちょっとマニアックな、でもめっちゃ面白い釣り」をお届けします。
みなさんはイシガキダイってご存じですか?
イシガキダイは、ヒョウ柄模様が特徴的な魚ですが、その見た目からは想像できない美味しさで、専門で狙う人もいるほど。
そんなイシガキダイは、イシダイと並ぶ磯釣りの人気ターゲット。しかし、多くの人に釣るのが難しいと思われがちな魚なんです。
ですが、今回は手順さえ覚えれば、楽しく釣果も期待できる、手軽なイシガキダイ釣りを皆さまにご紹介します。
仕かけ
・ロッド:胴がしっかりしていながら穂先は軟らかいもの。タイラバロッドや、ルアーロッドでもOK
・リール:両軸リール、スピニングどちらでも◎
・道糸:PE1号、またはフロロ、ナイロン5号
・ハリス:フロロ8~10号
・針:イガミ針11号
エサ
イシガキダイはウニとマムシ(青イソメでもよい)を使用して狙います。針にマムシ、または青イソメを付けて、それをエサ取りにやられないようにウニでフタをします。エサ取りの状況にもよりますが、ウニは20個、青イソメは2000、3000円分あればオーケーです。

エサで使用するガンガゼウニ
釣り方
①イシガキダイのタナは底から少し浮いたところ。オモリが着底後すぐに仕かけを1m前後上げてステイ
※底は捨て石や岩礁帯のため、根掛かりが多いので注意することが必要!
②その後ステイ。基本的には置き竿でよい
※風がある場合は仕かけが上下するので、その際は仕かけを安定させるために、手持ちがオススメ
※イシガキダイのアタリはガツガツと力強いアタリが多い。それ以外はフグなどのエサ取りの可能性が高い
③アタリがでても焦らずじっと待って、竿がしっかり舞い込んだら合わせる
④アワセを入れたら後は、しっかり巻く
※ドラグは緩いと、ラインが出て根ズレしてブレイクなんてこともあるので注意
後はイシガキダイの引きを楽しみましょう! イシガキダイの引きはとても強いので、楽しめること間違いナシです。

アタリを待っている状態
しばらくしてアタリがなければ、仕かけのチェックをしましょう!
エサがなければ、イシガキダイはアタリませんよっ。
また、今回の釣り方は堤防や磯、などさまざまな場所で狙うことができますが、特にオススメなのが、和歌山県串本のカセ。
ここは比較的、高確率でイシガキダイを釣ることができて、魅力いっぱいのエリアなので、ぜひ1度行ってもらいたい場所です。
ポイントはセンカイがオススメ
イシガキダイの引きは強烈なので、1度味わうとやみつきなること間違いナシですよ!
ぜひ、みなさんもこの釣りを味わってみてくださいね!