今回皆さまにお届けするのは、船釣りビギナーやベテランでも楽しめるアジ、ガシラをメインに狙う気軽な船からの五目釣り。
美味しいアジやガシラが手軽に釣れるので、船の五目釣りは人気です。

キングオブ大衆魚のアジは刺し身になめろうがグッド

煮付けに唐揚げなど、何でもイケるガシラ
まだ行ったことがない人も、これから行ってみたい人もサクっと読んで分かるように、仕かけや釣り方などをここで紹介していきます。
さまざまなエリアで楽しむことができる船の五目釣りですが、今回は和歌山・加太での釣り方です。
それではさっそくいってみましょう!
胴突き仕かけで狙う
五目釣りはさまざまな釣り方がありますが、ここでは胴突き仕かけの釣りを紹介します。
■竿
・アジは口切れしにくい胴が柔らかいもの。ロッドは73調子
・ガシラを狙う際には底取りが肝心なので、82、91調子
※2本持っておくのが理想だが、なければ73調子を1本用意しておこう!
■リール
・小型両軸リールで、カウンターは必要ない
■ライン
・PE2号
■仕かけ
オモリ30~40号の胴突き仕かけ、3mまでの3本針で用意しておく
ビギナーでも扱いやすい
底取りが肝心な釣りなので、手持ちがマストです。なので、電動リールよりは持ち疲れが少ない小型両軸リールがオススメ。
エサ
アジ、ガシラを両方狙うことができるエサと言えば、万能なのが青イソメ。また、日によって、ガシラはサバの切り身や、イサザなどが食いがよいことがあります。また、エサ取りが多い場合には、ワームを使用してのハイブリッド釣法も効果ありです。

こちらは通し刺し
良、大型のガシラを狙いたい人はモロコなど、小魚の生きエサを持っておくのもよいでしょう。時にはアコウなど美味しい魚が釣れることもあります。
釣り方
■大切なことは「底取り」
底取りができないと、アタリをだせないが、逆にしっかり底取りができれば、釣果は十分期待できる。
■釣り方
・仕かけをサミングしながら下ろしていく
・仕かけが着底すれば、オモリの負荷がなくなり、フッと竿先が軽くなる
・その瞬間、すぐにクラッチを入れて、オモリを底から切る
・底が荒くない場合はその状態で、ゆっくりと竿を上げ下げして誘えばよい
・底が荒い場合は根掛かりの危険があるので、2、3回リールを巻いておくのがベスト
・アタリがなければ、1分ほどで再度底取りする
・魚が掛かれば、向こう合わせでよい、そのままリールを巻いていく
※底取りができれば、すぐに底を切り、竿を上げて誘うのがよい
※竿を上げ下げして、竿がフッと軽くなったり、コツンとしたらリールを巻いて底を切る
ガシラは底ベタにいる魚なので、少々根掛かりのリスクがあっても強気に底を叩いていくことが肝心です。

竿を上げ下げして、誘いながら底取りをしっかりとすることが大切
さて、みなさんいかがでしたでしょうか?
船釣りってコツさえ分かれば以外と手軽に楽しむことができますし、魚が釣れる確率も高いです。まずはこれからって人には本当にオススメの釣りですよ。
釣りの話をしていると、うずうずしてきますよね。
気になった方はこれを機に、ぜひ釣りに出掛けてみてくださいね。