これから秋までは全国各地ともにレジャーの絶好シーズンになってきます。
堤防などの各地の釣り場ではファミリーの姿も目立ち始め、手軽なサビキ釣りなどを楽しむシーンがあちこちで見られそうですね。
そんなサビキ釣りですが、仕かけは各社から多数発売されており、釣具店にはコーナーが作られている所も多く、いろいろなカラーや種類が異なる仕かけが並んでいる光景を見かけますね。
さて、皆さんは、どんなサビキ仕かけを選んでいますか?
「何でもいい、とりあえず安いモノ」、そうですね。それもアリです。
「ポップなどが貼られてオススメしているモノ」、釣り場近くの現場型釣具店では、地元の釣り場に最適な仕かけをオススメしているので、それは大いにアリです。
でも初めてだったり、まだ数えるほどしか釣りをしたことがない人って、陳列されている仕かけのバリエーションが多ければ多いほど、悩みませんか?
「どれにしようか?」と。
釣りをするなら、釣れるに越したことはありません。だから迷うんですよね。「どれが釣れそうか?」と。
サビキ釣りは回遊さえあれば、誰にでも釣れる可能性が高い手軽な釣りです。だから、人気があるのも頷けますね。
でも、回遊があっても自然相手、食いが渋い時に当たっちゃうことだってあります。
そんな時って、仕かけが合う、合わないで釣果に差が出るって知ってました?
自然相手なので絶対ということはないですが、各社から発売されている仕かけには、いろんな状況に対応するために多くの種類の仕かけがあるんです。
今回は、ダイワの快適職人サビキを開発した菊池雄一氏がサビキの使い分けを語ってくれている動画から内容を抜粋します。

出典:ダイワ
ダイワから発売されている快適職人サビキは全4種類。
ソフトアミエビ6本にはカラー違いのピンク、ホワイト、ケイムラの3種、そしてサバ皮6本 ケイムラ(朱留)の計4つです。
「どれも色が違うだけで、ほとんど同じじゃん」って思う方もいるかもしれません。
では、サビキのギジの部分を拡大して見てみましょう。
そして、こちらがUVライト照射時。
色の違いだけでなく、針のサイズによってもギジの形、大きさ、カラー違いによる見え方、光り方、いろいろ微妙に違う所が見えてきませんか?
この仕かけ、より釣れるようにこだわり貫いたポイントが多々あるので、このような微妙な違いを入れ込んで作られているんです。
この商品に関する詳細はこちら
【釣れる要素満載!!】職人がこだわり抜いたサビキ仕かけ「快適職人サビキ ソフトアミエビ6本 /同サバ皮6本ケイムラ(ダイワ)」がファミリーフィッシングに超オススメ
人からの目線で見れば微差かもしれませんが、ターゲットの小アジやイワシ、サバからすれば大きな差になっているかもしれませんね。
前置きが長くなりましたが、快適職人サビキを例に取ったサビキの選び方です。
釣り始めや、迷ったらオールラウンドのピンク
マキエに使用するアミエビを模したカラーで、どんな時でも安定した食いが期待できます。どれか1つだけ選ぶなら、迷わずこれを選んでください。
始めに使うピンクで問題なく釣れていれば、そのまま釣り続けて問題ありません。
では、周りは釣れているのに自分だけ何だかペースが上がらない、そんな時は仕かけがマッチしていない可能性もあります。
そんな時は仕かけを交換するのも、釣果への近道です。
では、どうするか?
まず、海の中を見てください。
濁って水面下がほとんど見えませんか? 逆に透き通って底近くまで見えますか?
潮が澄んでいれば、ホワイト
サビキ仕かけのピンクと並ぶカラーの定番が、このホワイト、白系です。
ピンクと同様万能的なカラーですが、潮が澄んでいる時には特に効果的なので、水面下が丸見え!!って言う時には、このホワイトを使ってみましょう。
濁っていれば、ケイムラ
ケイムラって何?と思われる方もいるかもしれません。
ケイムラは蛍光ムラサキの略で、紫外線発光するカラーなんです。濁っていると、海の中は澄んでいる時に比べて暗い、そんな時は紫外線を吸収して発光するケイムラが、より仕かけのアピールができて効果的です。
海を見て、濁っている時は迷わずにケイムラを使ってみましょう。
魚の活性が低い時、サバ皮ケイムラ
釣りをしていて、魚の回遊はあるのに何だか今日は食いが悪い、活性がない、そんな時にオススメなのがサバ皮ケイムラ。
こちらはソフトスキンと異なる素材、柔らかいサバ皮を使っています。竿を上下させたり、潮が流れるだけでもギジがよく動く仕かけなので、よりアピール力が高いです。サバ皮にはケイムラ加工がされているので、濁り潮でもバッチリ。
マキエがなくなっても、アピール力に優れているので、サバ皮のギジの動きだけでもヒットすることが多々あるようです。
いかがでしょうか。サビキ仕かけは多々あれど、選ぶ目安はこれで分かってきたかと思います。
万能のピンク、澄み潮のホワイト、濁り潮のケイムラ、低活性時のサバ皮ケイムラ、どれも状況に応じた使い分けをすれば、誰にでも好釣果が期待できます。
と言うことは、この4つさえあれば、どんな状況にでも対応できそうですね。
あと「サビキ」と言えば、マキエのアミエビが必要ですよね。アミエビには手が汚れずに、香りがフルーティーなこちらのエサがオススメです。
サビキ釣りへお出かけの際は、ぜひ参考にしてください。
快適職人サビキに関する動画はこちら
