エギングの代表は間違いなくアオリイカだが、エギを使って釣れるのはアオリイカだけではない。
この時期、産卵で浅瀬に接岸し、比較的簡単に狙えるコウイカを今回はターゲットにしてみる。ボトムが砂地エリアがよいらしいので、比較的釣りをしやすい漁港を選んだ。
まずは通常のエギングタックルで3.5号のエギにオモリを付けキャスト! 事前調査ではボトムを取り、シャクってからのフォール、そしてボトムステイやズル引きが基本のようだ。
少し夜が明けた頃、周りでポロポロと釣れ始めたが、アタリがでない。釣れている方の誘い方を横目でチラチラと観察し、同じようにアクションさせるが釣れない。

ここで今回実験の「エサ巻きエギング」を実験してみることにした。ノーマルのエギにエサを巻き付ける訳だが、残念ながらエサ巻き専用のエギを忘れてしまった。
しかもエサも用意し忘れたようだ。バッカンをゴソゴソし、なんとか輪ゴムとワームが出てきたので、それを巻いてみることにした。
何となくワームのアーム部分がよいアクションをしそうである。
ワームを付けたことによりシャクリで抵抗感が増し、さらにズル引きなどでもワームのアーム部分がアクションしてよい誘いになりそうである。
何度目かのキャストで、フォール中にクンっというイカ特有のアタリがでた! 素早くアワセを入れると、ずっしりと重い。明らかに乗っいてる手応えだ!
丁寧に巻き取り、足元に寄せて来る。巻き取り途中でコウイカの姿が確認できたので、おそるおそる抜き上げる!
見事、コウイカゲットである!
かなり長時間かかっての1パイで、なかなかにうれしい。

今回のノミラボ実験結果は、「エサ巻きエギングって釣かったが効果はあった。
ワームを取り付ける前は完全にノーバイトであったが、ワームを付けてからはバイトが数回あった。
釣り方もボトムステイやズル引きなどで釣れるので、キャストができれば、初心者にもそう難しい釣りではない。
そして、これからコウイカもハイシーズンに突入するので、ワームと輪ゴムは常に忍ばせておくとよいことがあるかもしれない…。
この実験で今日もギターが冴えるぜ! ギュイ〜ん♪ だれかがやらねば…。
※実験結果は、私の主観で判断しているため、必ずしも皆が同じ感想を持つとは限りません。