ブルブルッと小気味よい引きと、パールピンクの美しい魚体で見た目も引き味もよいのが「キス」。
天ぷらが代表的な料理ですが、大ぶりなものなら刺し身にしてもよしな美味な魚です。
釣って嬉しい、食べて美味しいから魚偏に喜ぶと書いて「鱚」となったかどうかは知りませんが、人気の高いターゲットであることは間違いありません。
キスというと、サーフや堤防からの投げ釣りというイメージが強いかもしれませんが、実は船釣りでも狙える魚。
兵庫の須磨沖や、家島周辺では高い人気を誇る釣りものです。
今年は例年より少し早いですが、すでに家島沖で釣果が聞こえ始めてきました。
ちょっとした釣り方のポイントと最近の釣果をお伝えしようと思います!
さて、最近の釣果ですが、先ほどお伝えした通り、すでに数が釣れ始めています。
4月26日知々丸で太田氏キス30尾。
4月27日知々丸で瀬尾氏キス40尾。
ゲストにマコガレイなども登場中
キス釣りには嬉しいゲストのカレイもまじっています。ほかにもガシラやマダイなども釣れていますよ!
キス釣りの基本的な仕かけは上記の通り。針は競技針系よりも流線などがバラシも少なくオススメ。
エサは石ゴカイよりも青イソメの方が家島沖のキス釣りではベター。
青イソメが滑ってエサ付けがしにくい時は石粉を使うと付けやすくなります。
付け方は主に2パターン
通し刺しでタラシを短くして、針のチモトで抜くパターン。通常時はこれでOK。
活性が低い時は、針のチモトからさらにたくし上げて、タラシを短くすると食い込みがよいんだとか。
基本的な釣り方は底取りをして、何回かトントンと底を叩いてから、ステイor聞きアワセ。活性が高い時は底を叩いている時にアタリが出ることも。
また、水温が高くなるにつれエサ取りも活発になるので、手返しは頻繁にするのがよいです。
以上が家島沖のキス釣りのポイントです。これからロングランで楽しめるターゲットで、船釣りの入門にもオススメの釣りなので是非チャレンジしてみてくださいね。