猛暑が厳しい今日この頃、「日中の釣りは暑さにマイッって辛い」と言う人も多いと思います。
そんな時は涼しく快適に楽しめる夜釣りがイチオシ!! しかも、釣れるターゲットが美味!! とあれば、もう行くしかないですね。
今回オススメするのは、船からの夜釣りで楽しむケンサキイカ釣りです。
夏のオススメ、日本海の夜のケンサキイカ釣り
夏真っ盛りの今、日本海の各沖は美味なケンサキイカ狙いが最盛期を迎えています。
先日出掛けた、福井県敦賀沖も多くの船で賑わっていました。
シーズンが最盛期、と言うことは「よく釣れる」という時期でもあります。つまり、初めてでも楽しめるんです!!
この日は「イカ釣りは初めて」と言う人もチラホラ乗船していましたが、皆さん本命のケンサキイカをゲットしていました。
イカ釣りは、何よりもタナ合わせが重要です。自分の仕かけを釣れているタナに合わせることができれば、誘いが多少ぎこちなくても釣れちゃうことも多いんです。
だから、初めてでも意外と手軽に簡単に釣れちゃいます。
釣り方は、イカメタル、オモリグ、胴突き仕かけなどなど。近年はゲーム性が高いイカメタルやオモリグで狙う人が圧倒的に多くなりました。
基本的な仕かけを紹介すると、
3つのタイプの釣りの仕かけは、こんな感じです。
先ほど、「タナが合えば、初めてでも簡単に釣れる」と言いましたが、数を釣ろうと思えば、やはりその時々に合った釣り方が必要になってきます。
日々状況はかわるので、固定された正解はありませんが、同じ釣れている時間帯でもよく釣る人、たまにしか釣れない人が混在するのも事実です。そんな時は、タナ合わせだけでなく、よりベターな仕かけや釣り方に合わせると、アタリが増えるハズです。
ここからは、当日によかった仕かけや釣り方を紹介します。
当日のヒットパターン
この日は全体的にシャクリ上げよりも、フォールにイカが好反応を示す日でした。
イカメタル、オモリグともにシャクリなどを入れた誘い上げの後に、フォールを入れる釣り方でアタリが連発。
大きく誘い上げた後に、スローでテンションを掛けながら竿先を下げていくと、下げている途中にフッと穂先が浮いたり、下げ切った途端に穂先を引き込んだり、下げた後のステイでクッとアタッたりと、誘いのキモは「フォールを入れる」ということでした。
このパターンをいち早く見つけて実践した人が当日の竿頭。
その後はパターンを共有すれば、皆にもアタリがでていました。
エギのカラーは全体的に赤緑がよかったようで、中には黒などの濃いシルエット系のカラーで胴長40cm前後の大剣クラスを連発する人もいました。
胴突き仕かけの方は基本的には、スローで釣れているタナ間の巻き上げがメインですが、ただただ電動リールに任せるのではなく、途中で竿をシャクって誘いを入れたり、ゆっくりとフォールさせたり、アクションを加えた誘いをしている人によく乗っていました。
電動リールのスロー巻きなど、置き竿でも乗らないことはないですが、やはり数を釣りたいなら、その時に合った誘いを探すべきですね。
日本海のケンサキイカは、晩秋までロングランで狙えるターゲットですが、夏場は夜釣りが涼しくて快適!! しかも凪の日が多いので、船に弱い人でも安心です。
「まだ船のイカ釣りをやったことがない」と言うビギナーでも楽しめる最盛期を迎えている日本海のイカ釣り、このチャンスを逃す手はないですよ!!