大阪湾の早春の人気ターゲットと聞いて思い浮かぶのがガシラ(カサゴ)。煮てよし、揚げてよし、刺身もよしと食味も最高。これから春先までがベストシーズンで数も型も期待できるのでオススメです。
さて今回は兵庫・明石浦の名田屋乗合船で聞いた釣り方のポイントなどを紹介したいと思います。
ちなみに名田屋乗合船では現在冬期キャンペーン料金で5000円で乗船できちゃうのでお得ですよ(ガシラ狙いのキャンペーンは2月末まで、ほかタチウオのキャンペーンもあります)。
よい人50後半~60尾超と連日絶好調!
本題に入る前に最近の名田屋乗合船の釣果を紹介。なんと連日最大28cmの良型、大型ガシラもまじり、よい人は50後半~60尾超と、まさにベストシーズン。
タックルセレクトのポイント
まずはタックルの選択から
①ロッドは少し軟調なものがオススメ
ガシラやメバルを船で狙う時は7対3や6対4調子の2~3mの竿が、やり取りのしやすさや仕掛けの取り扱いもしやすいです。
②リールは小型両軸リールが基本
使用するラインはPE1.5~2号前後で水深は60mまでが多いので小型電動リールか小型の両軸リールがオススメです。
エサ付けはエサが海中で回転しないように刺す
エサですが船宿で配られるエサはイカナゴ。ほかにハゼコ、カツオのハラモ、サバの切り身などを持参して使う人がいます。

写真はハゼコ
誘いは基本ナシでOK、アタリがなければ誘い下げも有効
基本は底まで落として底を少し切ってアタリを待つ。海底は起伏があるので、コツンと根に当たったり、逆にいつの間にか大きく底から離れてしまっていることがあるので、こまめに底を取っては底を少し切るを意識しよう。
また、上から落ちてくるものに反応することも多い。アタリがなければ竿先を持ち上げて、テンションを掛けながら誘い下げていくのも有効な誘いです。アタリが出れば食い込んだのを確認して聞きアワせるのがよいです。
以上が名田屋乗合船で聞いたガシラ釣りのポイントです。参考にして釣果を伸ばしてみて下さいね。
※この記事は2019年2月1日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです。