タックルとジグの選択
鳥羽沖のベイトはマイワシがメインとなります。

ジグに掛かってきたベイトのイワシ
この日はクレイジーオーシャンのメタボスイマー160~200gによくアタリました。
当たりカラーは、基本的に日が昇るまでは赤金などのシルエット系。日中はシルバー系の、光に反射するイワシをイメージしたカラーが効果的です。カラーチョイスで食いが大きくかわるので、事前情報も大切です。

朝のまだ日が暗い時に効果的なメタボスイマーのアカキンカラー

日中に絶大な効果を発揮するメタボスイマーのオールシルバーUV
釣り方~高速巻き&スローフォールがキモ~
①ジグを底まで落とす。底取りができたら10~20回(ベイトのいるタナによって巻き回数をかえる)高速で巻く
②高速で巻いた後、竿をフワッと大きく持ち上げて誘う
③竿を上げた後はジグが落ちていくスピードに合わせて竿を下げていく。早く下げ過ぎるとラインが弛み、アタリが分からない。また、張りすぎるとジグが真っ直ぐ落ちて誘いにならない。

力の限り思いきり巻くことが大切

ゆっくりと竿を持ち上げる

ラインは張りすぎず、弛ませすぎず。ここがアタルポイントとなる
サワラが回遊している時はラインブレイクに要注意!
サワラは歯が鋭いためリーダーを切られてジグをロストしてしまうことがあります。
サワラが回遊している情報があれば、リーダーの先に20号のバイトリーダーを30cmほど足してラインブレイクを防ぎましょう。

100cm超のサワラも続々登場している。春のサワラは脂が乗りとても美味だ
ベイトが鳥羽湾にいる間は高確率で期待できる鳥羽沖のバーチカルジギング。
脂ノリノリのブリを狙いに釣りに出掛けてみてはいかがでしょうか。
※この記事は2019年2月25日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです。
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