三重・鳥羽の名物の釣りのひとつ「ウタセマダイ」。
この釣りは、ウタセエビと呼ばれる、生きたエビをエサに使ってマダイなどを狙う。
ファンが多いこの釣りは、シーズンが始まるのを心待ちにしている人も多い。
今回は、そんなウタセマダイを楽しもうと、「つりそく」のオフィシャル船釣りクラブ、”つりそく船釣りクラブ”のメンバーで、10月度の釣行会を開催した。
三重・国崎沖の「ウタセマダイ」
10月16日、国崎港へ集合した13人のメンバーは、国盛丸、功成丸の2船に分かれて午後便に乗船した。
記者は、今回6人と共に国盛丸へと乗船。30分ほどかけて、国崎沖へのポイントへ向かった。
ポイントへ到着すると、アンカーを落として船長の合図で釣りをスタート。ポイントは人工魚礁周りの水深45m。
岡本国弘船長から「底から20mまで探ってみてよ」と指示が出る。
ポイントへ到着すると、釣り人が釣り始めるのと同時に、船長がウタセエビをタナへとマキエを撒いてくれる。
この日は、潮が緩く、風の向きと潮が異なり、船がフラフラして位置がかわり、ポイントが定まらない。
「活性が高い時は、船が動いても魚が付いてくるけど、今日はなかなか追ってこないね」と船長が話してくれる。
確かに、船長は細かくポイントへと入れ直してくれるが、アタリがでるのは、ポイント打ちかえ後すぐばかりで、アタリがなかなか続かない。
そんな状況の中、コンスタントにアタリをだしていたのが宮定氏。
底でステイするのではなく、誘い上げてハリスを張り、小さなアタリを即掛けしているのがよいようだった。
マダイのほかにもオオモンハタを釣り上げていた。
夕まずめからアタリが続出
塩焼きサイズだが、マダイ、チダイと乗船者がそれぞれいくつか釣り上げて、気付けば納竿1時間前、ウタセマダイ名物の夕まずめのゴールデンタイムに突入。
日が沈みかけた辺りから次々とヒット! ダブル、トリプルヒットが続出で船中は大賑わいで納竿。
別船では青物が爆釣
別船の功成丸もメジロ、ハマチ、マダイ、チダイと2ケタ超もいて、2船ともにボーズなし。
全員が土産を手に、帰路に就くことができた。
この釣りは11月末頃までが好期。ぜひ、チャレンジしてもらいたい。
新規会員募集中
つりそく船釣りクラブでは、2021年11月30日まで新規会員を募集中!
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TEL:06・6541・1706