皆さんの、テンヤタチウオ専用ロッドを選ぶ基準って何でしょうか?
エリアのシチュエーション、時期、誘い方など、スタイルによってももちろん変わってきますが、4人のテンヤタチウオのエキスパートが、今シーズンに愛用しているシマノの「サーベルマスターXRテンヤ」のモデルを、それぞれ紹介します。
4人とは、イカ先生こと富所潤さんと、シマノタチウオ三銃士の辻康雄さん、立野義昭さん、吉田昇平さん。三銃士には、大型狙いに使用する1本をセレクトしてもらいました。
富所潤が選ぶ1本
サーベルマスターXRテンヤ 91 H170
出典:シマノ
富所さんはホームグラウンドの東京湾でも大阪湾でも、好んで使用するのが9:1調子。
理由は、富所さんが提唱している「省エネバイブレーション釣法」にマッチしているからです。
省エネバイブレーション釣法の詳しい記事はこちら
常にテンヤを動かして誘い続けるバイブレーション釣法では、テンヤを小刻みに動かし、誘い上げてきます。
硬めの9:1は、竿がアクションを吸収することなく、テンヤにダイレクトに伝えるので、操作性が抜群。
また、Xシートエクストリームガングリップが採用されているので、疲労感も軽減。
特に、トリガーがないおかげで、指が痛くなりにくいとのことで、富所さんもお気に入りだとか。
辻康雄が選ぶ1本

辻 康雄(Yasuo Tsuji) プロフィール
サーベルマスターXRテンヤ 82 MH180
辻さんの大型狙いのスタイルは、スロージャーク&微速巻きがメイン。もちろん、スピードの変化を意識して、速度7、8の速さから、速度3、4といった遅め、また、微速巻きを入れずに巻くだけのパターンもあります。
基本的にはタチウオに追わせて追わせて、穂先にでるアタリを見極めて、掛けていくスタイルです。
この釣りにマッチするが8:2調子の82 MH180。
掛ける釣りにも、食い込ませるアタリにも、幅広く対応。多彩な誘いで、テンヤを巧みに操る辻さんの頼れる1本です。
立野義昭が選ぶ1本

立野 義昭(Yoshiaki Tateno) プロフィール
サーベルマスターXRテンヤ 91 H170
立野さんはドラゴン狙い一択で、エリアも限定。大阪湾・洲本沖で1本を選ぶなら、91 H170をプッシュ。
リールの回転で素早くテンヤを動かす、ストップ&ゴーをメインパターンとする立野さんは、そのテンヤの動きをレスポンスよく伝えるには、9:1がベストチョイス、と言います。
しっかりとしたバットで、ドラゴンクラスの重量感のある引きにも対応するので、余裕のあるファイトを楽しめるモデルです。
吉田昇平が選ぶ1本
サーベルマスターXRテンヤ 73 MH185
7:3調子をセレクトした吉田さん。超スピーディな即掛けの釣りを得意とする一方で、大型狙いともなれば真逆のスローな誘いを展開するのが、セレクトした理由。
吉田さんいわく、「7:3と8:2の中間のような調子」とのことで、食わせと掛けのバランスが秀逸な1本。低活性時にもオススメです。
こちらの動画もチェック!
いかがだったでしょうか。4人のエキスパートたちが選ぶ、オススメの1本。
即掛けの数釣りスタイルが定番ではありますが、富所さんのバイブレーション釣法や、タチウオ三銃士の大型狙いにも、ぜひ挑戦を!
ハイスペックで多彩なモデルが揃う「サーベルマスターXRテンヤ」。
皆さんのスタイルに応じて、ロッドセレクトしてくださいね。
■シマノ公式「サーベルマスターXRテンヤ」詳細ページはこちら