初心者にオススメの釣りとして紹介したいのは、船の「タコ釣り」。
関西では夏の代名詞的釣りものとして親しまれています。
今はシーズン外ですが、ハイシーズンの6～8月に兵庫県・明石沖に船がズラーッと並ぶ光景は、壮観です。
ライトタックルで楽しめて、初心者でも最盛期ならば、土産に確実に期待できる楽しい釣りです。
また、魚類と違って、捌くのが楽なのもポイントです。
オススメしたい点を紹介していきますよ～。
基本的には船タコ専用ロッドがオススメですが、先調子でバットパワーのしっかりしているロッドなら何でもOK。
リールは船タコ用のリールも出ていますが、パワーギアでPE3号が100m巻ければOK。
パワーギアをオススメする理由は、タコは掛けた後足を広げて、水の抵抗が大きくなるため、ハイギアでは大型を掛けた際にスムーズに巻き取りづらいからです。
また、水深も船釣りの中では浅い部類なので、パワーギアでも回収が苦にならないこともポイントです。
タコエギの釣りはエサがいらないのも大きなポイント！
タコエギのロストもほとんどないので、財布にも優しいですよ。
船タコは誘いも簡単。
底取りをしたらオモリが底から浮かないように、フワフワとオモリを立てたり寝かせたりするだけ。
たまにタコがエギに抱き着くためのステイを入れるのもポイントです。
後は、竿に重みが乗るのを待って、大きく合わせるだけ！
それで、おいし～いタコが釣れるんだからいいですよね。
・釣り方はこちらの記事を参考に
タコは後処理が簡単なのも嬉しいところ。
魚のように3枚におろす手間もなく、内臓を取って、ぬめりを取ればそれでOK。
塩もみする人も多いですが、一度冷凍するとぬめりが簡単に落ちます。
一度冷凍することで、細胞が破壊されて柔らかくなるので、冷凍して保存するのは非常にオススメです。
釣って楽しい、処理がラクチン、食べて美味しいと、いいことずくめの船の「タコ釣り」。
ぜひ、初心者と一緒に出掛けてみませんか？
