
末吉政直(すえよしまさなお) プロフィール
待ちに待った、トンジギ(ビンチョウマグロ)が、遂に開幕しましたね。
これだけ身近で、コンスタントに、釣れるマグロも少ないのではないでしょうか?
さらには、食味もバッチリとあって、今シーズンも、皆さんすでに、タックルを準備され、万全の体制なのではないでしょうか。
噂を聞きつけ、今年から始められるアングラーさんも、多いと思います。
実は、そんなに甘くないトンジギで、いかに釣果を上げるか、そのコツを、今回は伝授したいと思います。
タックル
基本的には、ブリに使用するジギングタックルで対応できます。
しかし、シーズン前半はサイズも大きかったり、キハダマグロがまじったりすることが、予想されます。
しっかりした道具もあるとよいでしょう。
私が使用するタックルを紹介します。
まずは電動ジギング、ロッドは、EJ5113HP、リールは、シマノのフォースマスター3000番。
そして、スピニングタックルは、ロッドがZL5113に、リールはシマノのステラ8000番。
ラインは共通でPE4号を、400m以上巻いてください。
リーダーは、フロロ16号、ジグはミミックの280~450gまでを使用。
フックは、7/0のダブルフックを、フロントのみ取り付けます。
コツ1 とにかく、ジグを落とし続けること
これができなければ、話になりません。
休んではダメですよ!
コツ2 同船者より、とにかく、重いジグを付ける
誰よりも早く落とし、潮が速くても、目標のタナまで、到達する必要があります。
コツ3 船長の指示ダナよりずっと下から探る
船長に指示されたタナより、20mぐらい下から探るのが、一般的ですが、渋い時は、さらに50mほど、余分に落として探ってみてください。
マグロが下から追いかけて、ヒットする場合があります。
コツ4 激しく早くアクションさせずに、ジグを漂わせるイメージ
食わない場合は、マグロに、ジグを発見されていない可能性が高いです。
なるべく、マグロがいる層を、ゆっくりとジグを動かすことで、発見される確率が上がります。
昨シーズンは、完全にジグをストップした状態で、食ってくる場合もありました。
とにかく、1番やってはダメなこと。
それは、休むことです。
そのためにも、電動ジギングを、1セット持っていくと楽ですよ。
ぜひ、お試しあれ。