海上釣り堀ならぬ陸上釣り堀で安全安心。しかも、ヒラメがメインターゲットに釣れるのが、三重・松阪にある松名瀬フィッシングパーク。今回はそんな松名瀬フィッシングパークを紹介。
釣り以外にも楽しめちゃう
釣り以外にも楽しめちゃうのが松名瀬フィッシングパークのよい所のひとつで、バーベキュー広場があるので釣りを楽しんだ後はバーベキュー!なんてこともできる。
ほかにも食堂施設が併設されていたり、陸続きなので休憩もすぐにできるので子供連れでも楽しみやすい。

併設の食堂で食事をとる人も
手軽に楽しめることから意外と多いのが途中からくる人。伊勢参りのついでにフラッと寄ってみたなんて人も多いので、ぜひ一度立ち寄ってみてほしい。
よい日は入れ食い状態で好釣果に期待大
最近の松名瀬フィッシングパークの釣況だが、よい日はマダイ2ケタ前後にヒラメ、青物がまじって釣れている。

4月28日草川氏ら5人の釣果
基本的なタックルは海上釣り堀と同じでOK
基本的なタックルは海上釣り堀用のタックルでOK。ロッドは食い込みのよい軟らかめのものがオススメ。
ウキは2号、オモリとクッションゴムが一体化したクッションシンカーは2号を使用。針はチヌ針の5号などを使用。
リールはスピニングリールを使用するのが基本。ラインはPEであれば1号前後、リーダーはナイロン、フロロの2号を2ヒロ前後取るのがよい。リーダーを結ぶのが苦手であればナイロンの通しの4号などでも十分楽しめる。
釣り方のポイント
①まずは4角の底から攻めるのがセオリー
松名瀬フィッシングパークは4角を網で仕切っているだけということに加え、底がコンクリートで地形の変化がないことからイケスの4角に溜まることが多いので、そこから攻めるのがポイント。
②基本は底を狙い、反応や魚種に応じてタナを変更する
メインターゲットであるヒラメは基本的に底でジッとしていることが多い。マダイはその少し上、青物はさらにその上と分かれていることが多く、狙い物によってタナをかえてあげるのがベター。また竿を少し持ち上げて誘いを入れてあげるのもポイントだ。
③エサの種類は豊富に用意しよう。
エサは狙い物によってかえよう。ヒラメ、メジロ狙いであれば生きエサに反応がよい。ウグイを使う人が多いが、生きアジやイワシを持ち込んで使う人も。当日、ヒラメはウグイに反応がよかった。
マダイ狙いはダンゴ、青イソメ、エビなどがポピュラー。ほかにボケなどもこの時期は反応がよいエサのひとつだ。その日によって当たりエサは違うので種類は豊富に用意しておこう。

シラサエビは小さめのものを複数付けてアピール力を上げる人も

ダンゴエサに干しエビをまぜて使っている人も。干しエビから匂いが出て集魚効果があるのだとか

ボケは春の季節に反応がよいことが多い
④アワセは確実に
アタリがあっても即アワセしたり、食い込みの浅いうちは合わせないほうがよい。なぜならバラシが増えると魚の活性が落ちてしまうからだ。合わせるときは針をノマセてしまってもいいので確実なフッキングが大切だ。
以上が松名瀬フィッシングパークで伺った松名瀬フィッシングパークでの釣り方。参考にしてぜひ釣果アップにつなげてみてほしい。

松名瀬フィッシングパークのマネージャーの中村氏。気さくな人柄で何でも教えてくれるのでわからないことはなんでも聞いてみよう。
※この記事は2019年4月26日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです。