和歌山、三重を中心に爆発的な人気となった”トンジギ”。
「トンジギって一体何なの?」と思う人もいるかもしれませんが、トンジギとは、トンボジギングの略称です。
トンボは、和歌山、三重の地方名の呼び方で、標準和名「ビンナガ」という魚。
初めて聞く人もいるかもしれませんが、実はとっても身近な魚で、回転寿司などで出てくるビントロは、ビンナガです。
筆者もビントロが大好きです。
そんなトンボ(ビンナガ)をジギングで狙うことから、”トンジギ”と呼ばれるようになりました。
仕かけ図はこんな感じ
関西の釣具店では、シーズンになれば、トンジギに適応するジグが全て売り切れになるほど。
その人気の理由が、手軽に大物が釣れるから。
そう、ビンナガは数十kgにもなる魚で、釣り方もそれほど難しくなく、ビギナーでも楽しむことができます。

フィッシング隼で釣れたビンナガ
また、難しい日ももちろんありますが、比較的ゲットできる確率が高いのも、人気の理由のひとつです。
ちなみに筆者は、昨年(2021年)取材に行き、何と船中ビンナガ30尾超という超ラッキーデイに当たりました。

フィッシング隼の釣果
ビンナガにまじって、キハダが釣れることもしばしばあるようです。
そんなトンジギは、各地でシーズンインし、続々と釣れているようです。
アベレージは、10kg前後ですが、中には30kg近い大物もいるので、油断は禁物ですよ!
これからさらにハイシーズンとなるので、今期はぜひ、挑戦してみてください。
トンジギで出船している船宿