ハッピーニューイヤー♪ 皆さんは、もう初釣りに行かれたでしょうか?
新年の初釣行で釣れると、今年1年よい年になるような気がする、釣り人アルアル。
皆さんの、今年の「抱負」は何でしょうか?
私は、「釣り場を綺麗に!」が抱負の1つでもある。
なぜ、そう思ったのか。リアルな現実を目にしたからだ。
無人島でゴミ拾いのお手伝い
愛媛県八幡浜から船に乗り、魚釣りではなくゴミ釣り!? ではなくゴミ回収のお手伝いをした。
お世話になったのは一般社団法人「ECオーシャンズ」。
無人島など、接近しにくい海岸に船で近づき、ゴミを回収する専門的な団体である。
漁港などの釣り場のゴミ問題は、よく耳にするし、目の当たりにする。
釣りに対する意識が高い人ほど、ゴミは必ず持ち帰っているが、意識が低い釣り人がまだまだ多い。
今回は、釣り人が簡単には入れない島へ突入。

「ECオーシャンズ」代表岩田氏と筆者
人がいないとゴミがなくてキレイなのかと思いきや、いざ突撃してみると、そこは漂着したゴミの山で驚いた。
最初に入った島は、大きな発泡スチロールがたくさんだった。
その正体は、筏を浮かせる発泡スチロールだった。
1つずつゴミを集めては、特注のネットに入れ、ゴミを船で運ぶ。作業中、「トモチン、マムシいてるから気を付けて~」とサクッと普通に言われてビビった。
その島の波打ち際には、すでにマイクロプラスチック(直径5mm以下の小さなプラスチック)がたくさんあった。
これらを、魚たちが食べてしまうことを思うと、ただただ悲しくなる。
途中、VHSのビデオテープを発見した。何が録画されているんだろうと、エッチな妄想をしてしまう邪道な自分がいて、一瞬手が止まった。
まだまだ好奇心旺盛の私だ。
気を取り直し、無人島へ。
やはりそこもゴミの山。遠目から見るとキレイな島も、中に入ると有ゴミ島だ。
無人島なのに一般家庭ゴミが多い。
ゴミの上に植物が生え、さらにその上にゴミが漂着し、ゴミの層でエラいことになっていた。
50年ほど前のゴミどころか、なんと明治時代のゴミまであったのだ。
拾えど拾えど、キリがなさそうだが、拾った分は確実にキレイになる。
やはり、1人1人の心掛けが大切で、何より捨てないことだ。
「ゴミをする人間がゴミだ」と思う。
ゴミ拾いをした後、ご褒美に1時間ほど釣りをしたら、マダイが1尾釣れた。
当日は、魚よりもゴミの大漁の方が達成感があり、悲しいことかもしれないが、嬉しかった。
2022年は、意識の高い釣り人が増えるとイイなと切に思う。
そんな私は、2021年の大掃除もできずに、新年を迎えてしまったが、2022年も珍喜劇な釣りを楽しみます♪
ゴミ拾いの様子は、YouTube「トモチン63TV」で見れるので、ぜひ見てね!