今回はフォール後のヒットが目立ち、特に……
①アタったタナから数m下まで、大きくアオるように仕かけをシャクってフォールさせる
②短めの2秒ほどステイし、アタリを待つ
③アタリがなければ少し糸を巻き、すぐに大きくシャクリ直す
この繰り返しがストロングパターンでした。
この時、フォールにフリーフォールとテンションフォールを織りまぜることで、より反応をよくすることができました。
テンションフォールではじっくりスッテを見せ、シャクリからのフリーフォールで一気にヤル気を高め、追わせてガッツリ抱かせるイメージです。
さらにフォールスピードを抑えるため、メタルスッテを「ダイワ大盛シリーズ」や、軽い10号に交換したり、ドロッパーにデュエルの「イージーQダートマスター2.5号」を使用することで、釣果を伸ばすことができました。
また、小まめなカラーチェンジも有効でした。
基本的にメタルスッテ、エギともに夜光ベースが当たりカラーでしたが、その中でも赤黄、オールピンク、赤ケイムラカラーなど、蛍光カラーのローテーションが好反応を得られました。
前回もそうでしたが、同じスッテで5ハイ釣れたらカラーチェンジすることをオススメします。
スッテのカラーを変えることで、ヒットまでの時間が短縮され、釣果を伸ばすことに繋がります。
ただ、ハズレカラーを選択した時には、ヒットまでの時間が伸びるので要注意です。
その日の傾向を把握した上で、交換してください。
現在では、例えば同じ夜光ベースであっても、赤緑、赤白、ピンク白、青白、ブルー夜光、ケイムラなどなど、さまざまなカラーが発売されています。
さらに、布の巻き方や綿の入れ方により、暗闇でギンギンに発光していたり、ボヤッと発光していたり、光り方もさまざまです。
同じベースカラーの中で、ベース以外の色を細かくローテーションさせると、イカの反応を高く維持しやすくなります。

当日に使用したメタルスッテとドロッパ―
まだまだシーズンが始まったばかりの小浜沖のマイカメタル、幸先よいスタートが切れました。 今シーズンも期待できそうですね!!
※この記事は2019年6月21日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです。