バラシを減らすため竿でしっかりやり取りをする
①掛けてからは竿でしっかりやり取りする
釣果を伸ばすために掛かってから注意したいのが、必ず竿を立ててからやり取りを開始すること。
何故なら、アジは口切れしやすい魚なので、引き込みをいなすために竿でやり取りをするためだ。
竿を立てないと、送り込める幅が少ないのでバラシが増えてしまう。
なので、しっかり竿を立てておくことがバラシ軽減のための大切なポイント。
取り込み時は船長がアシストしてくれるが、その時にも重要になるのが竿をしっかり立てること。
海新丸推奨の2m前後の仕かけであれば、竿を立てれば海面近くまで上がってくる。
手でラインを引き寄せるのも、バラシの原因になるので極力竿でやり取りしよう。
②食いが渋い時は竿を軟らかいモノに変える
食いが渋い時の対処法は、大きく分けて2つ。
ハリスの号数を落としてアジに見切られないようにするか、より軟らかい竿で違和感なく食い込ませるか。
船長のオススメは軟らかい竿を用意すること。
40cm超の大型アジの引きはまさに青物というような強引。
ハリスの号数を落としすぎるとラインが切れてしまうこともあり、軟らかい竿で食い込みをよくする方が無難な対策方法だ。

しっかり竿を立ててやり取り。アジの引き込みに合わせて竿を下げてやる。
以上が海新丸の坂本船長に伺ったさらに釣果を伸ばすためのキモ。
ぜひ、参考にしてみてほしい。

海新丸の坂本船長。アドバイスもたくさんしてくれるので気になることは何でも聞いてみよう
※この記事は2019年6月28日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです。
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