漁師納得のグラスソリッド。
漁師がナットクする、このパワーワードになんとなく惹かれてしまう(笑)。
アルファタックルから発売が予定されているディープクルーザーGSは、そんな竿。
ディープクルーザーGS
元々アルファタックルには「ディープクルーザー」シリーズがあり、ディープクルーザーGSはショート設計とグラスソリッドブランクスを採用しているのが特徴。
品名 | 全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
標準自重 (g) |
オモリ負荷(号) | メーカー希望 小売価格 (税別) |
172 | 1.7 | 1+B | 144 | 800 | 300-600/2kg | 45,000円 |
192 | 1.9 | 1+B | 164 | 930 | 300-600/2kg | 48,000円 |
193 | 1.9 | 1+B | 164 | 980 | 400-800/3kg | 49,000円 |
174 | 1.7 | 1+B | 144 | 900 | 600-1000/4kg | 53,000円 |
出典:アルファタックル
まずは簡単に機種名が意味するところを解説。機種名は長さとオモリ負荷を示しています。
例えば192なら1.9mでMAXオモリ2kg、174なら1.7mでMAXオモリ4kgということ。

例えば172なら1.7mで鉄筋オモリ2kgまで
つまりは、どデカいキンメなどにピッタリ
キンメダイといっても比較的ライトな釣りもありますが、ディープクルーザーGSは、大型のキンメダイ狙いに照準を絞ったロッドといえるでしょう。
例えば静岡県の伊豆諸島周辺。伊豆諸島といってもまた広いのですが、2kg前後の大型が釣れることは珍しいことでもなく、全国屈指の激ウマ大型キンメダイが高確率で釣れるエリア。
デッカいキンメダイがよく釣れるのですが、水深も深め。これまたフィールド(や時期)によって結構差があって、250m前後の場合もあれば500m前後の場合もあったり。
ゆえに、いわゆる「鉄筋オモリ」を使用したりするのですが、とにもかくにも、そうした深い場所からどデカいキンメダイを釣り上げる。
加えて、1日の1投ごとに、なるべく「多く魚を付けてバラさずに」が必須条件。
そこで全身グラスソリッド。アルファタックルのグラス竿は評価が高いのですが、ディープクルーザーGSにはHPS(ハイパワー・ソリッド)を採用。
そもそもなんでグラスかといえば、前述したように水深もありオモリ負荷も高いことに加え、キンメダイも比較的口切れしやすいから。そうした魚を数多くつけた場合でも、柔軟でクッション性があるHPSが極力バラシを軽減して船まで運んでくれるから。

穂先の視認性の高さもあり。目で見てアタリが分かる、これは深場の釣りでは結構重要なポイント
ガイドはfujiステンレスフレームSiCリングガイド。高負荷でも安心の仕様となっています。
また、強度と軽さを併せ持つアルミ製ショートバットを採用。深海釣りでは定番の竿受けミヤマエのマキシマム系のUB-2形式にも対応しています。
もともと全国各地のキンメ漁用に開発されたという経緯を持つそうで、そりゃもう実力は折り紙付き。
キンメダイ、食べたいなぁ~。
発売予定:2022年4月
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アルファタックル公式サイトで、2022年春の新製品情報が一覧で見られます。そちらもチェックしてみてください!
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