【大型魚や、クーラーボックス満タンも夢じゃない】船からのノマセ釣りで、マハタが連続ヒット!

寄稿:河部友彦

暦の上では立春を過ぎましたが、今シーズンの冬は本当に寒いですね。

繰り返す寒波の合間を縫いながら、釣行予定を立てる日々になっています。

鳥羽・国崎の功成丸からノマセ釣りで大物を狙う

さて、今回は2月8日に三重県の鳥羽・国崎の功成丸へ釣行してきました。

国崎は今の時期、午前便のイワシ泳がせのノマセ釣りと、午後便のアジ釣りの2便体制で出ているため、どちらの便を利用しようか悩みましたが、なんと前日、アジ釣り便のオマケでアジを泳がせていたところ、20kgオーバーのクエが上がったと言うのです!

釣行前日の2月7日にキャッチされたクエ20kg

と言うことで、イワシ泳がせの便に決定です。

当日、乗り場の駐車場に着くと、すでに何台か車が止まっていましたが、ここはほかの船のお客さんも利用する共用大型駐車場になっているようです。

荷物を降ろし着替えて待っていると、ほかの船とともに、功成丸も岸壁に迎えにきてくれました。

受付を済ませ、クーラーボックスに氷を入れてもらい、早速出発です。

アタリはあれど、合わせても掛からず

国崎港を出た船は真っすぐ沖へ向かい、水深40mほどの魚礁のポイントへ到着。

ここが前日、クエと青物が釣れたポイントと言うことで、まずは小アジが配られました。

自作のハリス14号の泳がせ仕かけに、アジを鼻掛けで刺して、孫針はフリーにして泳がせます。

オモリは60号で釣りを開始しますが、どうも潮がかなり速い状況らしく、仕かけも船も安定しません。

オモリを80号に変更し、仕かけが潮に引っ張られるのを我慢しながら釣りを続けているとアタリがでました。

青物の一気に引っ張っていくアタリでも、ヒラメのガツガツした噛みつくようなアタリでもない、妙なアタリです。

しばらく待って、竿が引っ張られたところで合わせますが、スカ。

回収してみてもアジは無傷。

さらにもう1度、同じようなアタリがでますが、これも掛かりません。

不思議なアタリの正体はマトウダイだった

そして、3度目の正直、今度は待ち続けてやっと掛かりました。

不思議なアタリの正体は、40cmを少し切るくらいのマトウダイ。

確かに、この魚には鋭い歯はなく、エサを丸呑みするタイプなのでアジには歯型が付きません。

また、エサも小アジだったので、飲み込むまでに時間が必要で、針が掛かりにくかったのでしょう。

ポイント移動後、マハタが連発

その後は大型魚からのアタリがないため、船を南に走らせて、水深70mのポイントへ移動します。

ここではイワシを泳がせてヒラメや根魚を狙います。

相変わらず速い潮で、底取りに悩みながらも45cmぐらいのマハタをゲット。

そして、再び竿が絞り込まれて35cmのマハタ。

それから今度は、投入したイワシにコツコツとアタリがあった後、待っているとエサが取られる現象が続きます。

怪現象に悩んでいると、隣の釣り人が大きなサバフグを釣り上げました。

どうやらサバフグの群れがイワシを襲っていたようです。

フグならば小さなアタリでイワシを取っていくのも納得ですが、これにはお手上げです。

ポイントを変えるも不発、納竿の時間に

ここでもヒラメは上がらず、最後にもう1度、朝のポイントでアジを泳がせますが、これも不発。

悔しさを残し、沖上がりの時間となりました。

船長の話では、沖から入ってくる潮が速いため、ベイトも青物も移動が速く、ポイントの日ムラが大きい状況になってしまっているようです。

その反面、よい日に当たればクーラー満タンの入れ食いも楽しめるはずなので、好調を信じて通うべし! ですね。

純粋なヒラメ狙いとはちょっと違って、さまざまな種類の魚の五目釣りも楽しめる国崎出船のイワシ泳がせ釣り。

楽しいですね。

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