ポイントはバラさないこと!アタリダナやヒットパターンは様々
この日は終盤の時合を除けば、タナもパターンも各選手ともバラバラで、釣れたパターンの再現性が持続しにくいテクニカルな日だったが、竿頭となった大家氏は勝因のひとつに「バラシゼロ」を挙げた。
普段は極鋭をメインに使用する大家氏だが、前回の釣行でバラシが多かったのを省みて、この日はメタリアタチウオテンヤSP82-175を使用。

普段は極鋭タチウオテンヤSPを使用するが前の釣行時にバラシが多かったので今回はメタリアタチウオテンヤSP82-175

大家氏の使用テンヤ。快適船タチウオテンヤSS(ダイワ)と船太刀魚テンヤ速掛け型(ハヤブサ)
やり取りもリールの巻き速度を20-30と使い分けて慎重に行っていた。
ヒットダナはフォールでアタッたのが数回あったので、そのタナを目安に広く探ったそう。
朝の小島沖は47mと37m、アカマツ周辺では52-58m、終盤の小島沖(水深70m前後)では55m(3連発)がヒットダナとのこと。
誘いは基本的に電動スロー巻きを速度4-12で掛けながら、ゆったり系のシャクリを入れていた。
ラストの時合は早巻き系の誘いに好反応。
ステイはロングは不発で、カウント8以内がよかったそう。

終盤は早巻き系の誘いにも反応があった
以上が大家氏の当日のヒットパターンだ。
参考にして、ぜひ予選にいかしてみてほしい。
※この記事は2019年9月6日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです。
2 / 2