【美味魚レシピ】外道なんて言わないで! 美味しい「イトヨリダイ」のパエリア

寄稿:美味魚ハンター けーちん
美味しい魚食べてみよう!特集

アマダイ釣りのゲストで釣れる「イトヨリダイ」

アマダイの中でも高級とされる”シロアマダイ”。昨年からその味に魅了されています。

そこで、ゲストとしてよく釣れるのが「イトヨリダイ」。

砂泥地帯に生息している「イトヨリダイ」

イトヨリダイのパエリア

今回は、小さめのサイズを使ってパエリアを作ってみました。フライパンひとつで、カンタン、豪華! 食卓を彩ってくれます。

旬のホタルイカとアサリも入れて、さらに美味しさアップ! 「イトヨリダイってこんなに美味しかったっけ!?」と言わんばかりに、とっても美味しく出来上がりましたよ。

イトヨリダイで作る「ワンパンde春のパエリア」

美味しそうな出来上がりの動画もチェック!

パエリアの材料

3人前の材料

●イトヨリダイ:1尾
●塩:大さじ1(魚の下ごしらえ)
●水:300cc
●サフランかターメリック:少々
●コンソメ:1個
●オリーブオイル
・魚焼き用 大さじ1
・野菜炒め用 大さじ1
・仕上げ用 大さじ1
●ニンニク:1片
●タマネギ:1/2個 
●白米:1.5合(洗わない)
●白ワイン 100cc 
●マッシュルーム:1個
●ホタルイカ:8~10匹
●アサリ:10個
●殻付きエビ:6匹
●パプリカ(赤・黄)各1/8個
●プチトマト:6個
●レモン輪切り:2名 
●パセリやクレソンなど:少々
●ブラックペッパー:少々
●オリーブオイル

サフランや白ワインがない場合

パエリアの素(シーズニング)ひとつでも、カンタンに出来ます。1袋で、お米2合分のシーズニングとなっている小袋がスーパに売ってます。

その場合は、
●サフランかターメリック:少々
●コンソメ:1個
●白ワイン 100cc 
●ブラックペッパー:少々
がなくてもOKです。

用意する鍋

私は、25cm×20cmの角フライパンを使用しましたが、丸型なら直径24~26cmぐらいの小さめのフライパンがオススメです。

パエリアの作り方

①魚の下処理

ウロコ、エラ、内臓を出し処理したイトヨリダイに塩をふり、ラップで軽く包んで20分寝かした後、表面から出てきた余分な水分をキッチンペーパーで拭き取ります。皮に切り目を入れておきましょう!

②アサリ、ホタルイカ、エビの下処理

魚を寝かせている間に、アサリは塩を入れて砂抜します。ホタルイカは、生のものを購入したらボイルします。殻付きエビは流水でよく洗い、尾のトゲ部分と先部分をハサミでカットしておきましょう。

③野菜の下ごしらえ

ニンニク、タマネギ、パプリカはみじん切り。マッシュルーム、レモンは輪切りにします。

鍋に水とサフランを入れて火にかけ、沸騰したら弱火にし、コンソメを入れて5分煮ます。

フライパンにオリーブオイル大さじ1をひき、ほどよい焼き色を付けて一旦、お皿に取り出します。

同じフライパンにオリーブオイル大さじ1を加え、にんにくを炒めて香りたったら、たまねぎを焦がさないように炒めます。透き通ってきたら、洗っていないお米を加えて4分ほどよく炒めて、お米にオイルをしみ込ませます。

白ワインと「④」のサフラン汁を加えて混ぜ、木べらで平らにととのえ、フタをして中火で10分蒸し焼きにします。

フタを開けてイトヨリダイ、「②」の海鮮類、マッシュルーム、パプリカ、プチトマトで彩りよく飾り、フタをして更に5分ほど蒸し焼きにします。

火を止め、フタをした状態のまま10分間蒸らします。

レモン・パセリを飾り、オリーブオイルをイトヨリダイの身の上にかけ、お好みでブラックペッパーを散らして完成です!

上手く作るコツ

魚は、ほどよい焼き色が付いたほうが美味しく見えます。

完成で回し入れるオリーブオイルは、エクストラバージンオイルがあればなおよいでしょう。また、冷蔵庫にある野菜や海鮮を使ってよいので、材料はこの限りではありません。

イトヨリダイのほかにも、アマダイやマダイなどの白身魚なら美味しくできますので、みなさんも身近にある白身の魚でぜひ、お試しください。

 

美味魚ハンターけーちん(びみぎょはんたーけーちん) プロフィール

「美味魚ハンター けーちん」こと、川森慶子さんは、日本各地の美味しい魚を追うアングラー。オフショアジギングやキャスティング、タイラバを中心に、エサ釣りや、中深海釣りにも精通している

 

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