船釣りにおいて、あると便利な竿受。ポイントの移動中やエサの付け替え、置き竿、タックルが重くなる電動リールなどに重宝するアイテムです。
そんな竿受を代表するアイテムといえば、第一精工の「ラーク」シリーズ。
船釣り経験のある方であれば、一度は目にしたことがあるかと思います。
実は「ラーク」には様々なモデルがあり、船釣り用のモデルだけで20種類以上もラインナップされています。
今回はそんな「ラーク」の中から、中小物釣りに活躍するモデルをピックアップしてご紹介!ライトゲーム全般にマルチに活躍するので、ぜひチェックしてみてください。
ラーク竿受(中小物用)ミニラーク
中小物釣りにはミニラーク・ライトラーク・フリーラークの3タイプがオススメ。
設置型や機能性も大きく異なるので、用途に合わせて選ぶようにしましょう。
ミニラーク
「ミニラーク」は荷重90kgの引きにも耐える中小物釣り専用の竿受で、タテのみの取り付けが可能です。
取付最大幅は90mmで、小型ボートなどの手すりやパイプ等にも対応。取り付ける際もハンドルリング搭載で、クランプネジをクルクル回しスピーディーに装着が可能。
ロッドもベイト・スピニング両方に対応しています。
操作時は竿のみが左右にスイング。上下にシャクりたいときは、レバー一つで簡単に取り外しが可能。
取り付けもはめ込むだけでOKなので、非常に手軽です。

収納時はロッドケースにも納まるコンパクトなのも特長
付属品:専用ケース、添ゴム、細竿径用アダプターSS・S・M
本体価格:¥13,200(税込)
第一精工公式「ミニラーク」詳細ページはこちら
ミニラークタイプS
「ミニラークタイプS」はミニラークにミニスマートサポート機能やアームポジション移動など先進機能を搭載したモデル。
ロッドを取り付けるヘッドパーツも、ねじ式ではなく突起のない丸みを帯びたデザインに進化。自重も30%軽減しているほか、各パーツも凹凸をなくしたスタイリッシュなデザインに切り替わっており、ラインの引っ掛かりも軽減。

左:ミニラークタイプS 右:ミニラーク
ミニスマートサポート機能とは、ロッド径に合わせて取り替えできるようφ7~φ21・φ15~φ25の2種類のスマートヘッドが付属しています。
脱着に関してもレバー一つで簡単にできるほか、従来モデルと比較し30%ほど軽量化もされているとのこと。
そのほか、3段階に調整ができるアームポジション変更機能や大型座金&ノンスリップゴムカバーも搭載。
様々なタイプのロッドにも対応し、船べりへの固定も安定。中~小物釣りにマルチに対応できる竿受となります。
付属品:収納用ドライバッグ
本体価格:¥16,500(税込)
第一精工公式「ミニラークタイプS」詳細ページはこちら
ライトラーク
「ライトラーク」はミニラークに、スーパーラークの機能をプラスしたモデル。
荷重130kgの引きに耐えことができ、180度・5段階首振りや手持ちヘルパー、竿立てホルダー、ハンドルリング、タテ・ヨコ取り付けなど多数の機能が搭載。
手持ちヘルパー機能に関しては、竿受部を手前に引き起こすと、腰の高さで竿を置けるので疲労度が半減し、シャクリもラクな体勢で行えます。
ミニラークと同様、竿のみが左右にスイングし、レバー一つで脱着ができる仕様です。

こちらもコンパクトに収納が可能
「竿立てホルダー機能」は、ポイントの移動時に活躍。ホルダー部を引き出し、尻手ロープをフックに掛けるだけでOK。ホルダー部には強力マグネットを内蔵しているので、ハリやハサミを吸着させるにもピッタリの機能です。
付属品:収納用ドライバッグ、尻手ロープ、細竿径用アダプターSS・S・M、スパナ、ラークフィッシングキャップ
本体価格:¥19,800(税込)
第一精工公式「ライトラーク」詳細ページはこちら
フリーラーク
「フリーラーク」は、これまでの「ラーク」シリーズの機能を、これ1台に集結した超多機能モデル。
タテ、ヨコ取付や首振り機能、竿立てホルダー機能、アジャストクランプ機能、手持ちヘルパー機能のほか、レバー操作ひとつで急速落下スタイルや通常スタイル・やりとり楽々スタイルなど自在に切り替えることができます。

左:急速落下スタイル 右:やりとり楽々スタイル
急速落下スタイルでは、ロッドを下向きにすることでタナまで一直線の急速落下。通常スタイルでは、手持ちヘルパー機能や首振り機能を使用しながら、楽釣スタイルに早変わり。やりとり楽々スタイルでは、ロッドを理想的な角度でキープし、急激な魚の引きにもムリなく対応できるようになります。
付属品:収納ケース、尻手ロープ、細竿径用アダプターSS・S・M、スパナ
本体価格:¥25,300(税込)
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