【バラシ0】開発者&テスターがタコを釣りマクった「ハヤシのタコさん」の実釣力と最強セッティング

船タコ釣り特集

食べて美味しい、釣って楽しい「タコ」。
シーズンになると、船タコや、ショアからも狙う人も多い、人気のターゲットです!

近年厳しくなってきた、と言われているタコ釣りですが、先日、HAYASHの製品開発の方と、テスターさんとご一緒し、兵庫県明石沖にタコ釣りの取材に行った際に、活きのよいタコを釣りマクったのです。

その取材の時に使っていたタコエギが、何を隠そう「ハヤシのタコさん」だったんです。

「ハヤシのタコさん」

出典:HAYASHI

林釣漁具製作所HAYASHIブランドから発売となっている「ハヤシのタコさん」。

実はHAYASHI、エギンガーなら知らない人はいない、餌木猿の兄弟ブランド。それだけで実力派なことが分かります。

「ハヤシのタコさん」は少し変わった形のエギですが、開発者の吉田さんに話を聞いてみると、ほかのエギとは違う点がいくつも出てきました。

吉田 圭吾(Keigo Yoshida) プロフィール

林釣漁具製作所のHAYASHIブランド&餌木猿の企画開発スタッフ。愛媛県出身で、幼少期の頃から釣りを楽しみ、淡水、海水ともにオールラウンドにこなす根っからの釣り好き。特に好きな釣りは、バスフィッシングのトップウォータースタイルと、軟体系オフショアゲーム。学生時代にモノづくりを学び、現在に至る。1996年生まれ。
独特なボディ形状

上から見るとこんな感じ。このボリュームのある2段ボディは、昔の引きエギ漁からヒントを得て作られたもので、水中で姿勢が尻上がりになるように作られているそうです。

このメリハリのあるシルエットのおかげで、水中で水を押しながら自発的に暴れます。これによって、ボリューム感と、イレギュラーな動きから出る波動でタコにアピールをするそう。

目玉の位置がカンナ側に付いている

気付いた方も多いかもしれませんが、目玉の位置がカンナ側に付いていて、変な感じがしますよね。

これにも立派な理由がありました。

テスターである白井さんの、「タコは弱点である目玉を狙って抱いてくる」という言葉から、少しでも針に掛かるように! と今の位置に取り付けたそうです。

白井 邦彦(Kunihiko Shirai) プロフィール

船タコ釣り、エギング、イカメタルなど、エギを使った釣りが大好物なマルチアングラー。エギングは第一次ブーム前からたしなむ玄人っぷり。兵庫県在住で、日本海、四国、紀伊半島とフィールドも幅広い。船タコ釣りは年間最高30回以上釣行するというマニア

言われてみれば、取材した時も掛けてからはバラシ0。コレって結構効果があるんじゃないでしょうか。

下地のド派手なカラーが剥き出しのシンカー

「ハヤシのタコさん」は下地の派手なカラーを、シンカーにも塗布することで視覚アピールに繋げています。また、この縦長の形状は、ボトムとの接地面を大きくすることで、ボトム感知にも一役買っています!

カスタマイズ性も抜群!

シンカー部分にオプションアイが2つ付いています。ココに、オカッパリであればナス型シンカーとタコベイトを取り付けて飛距離+さらなるアピール力UPを狙ったり、ワームやスカートを付けて超目立たせチューンなんかも面白いですよ!

カスタマイズ性が高いので、自分好みのエギに仕上げられるのも嬉しいポイントですね!

開発者&テスターが釣りまくったカラーの組み合わせ

ムラムラマツバ×金ピカマツバ。ケイムラとフラッシング組み合わせで反応を探るのに使用していたそう

ミドリマツバ×チャートメッシュ。当日の当たりカラーのグリーンと抱き感がよいメッシュ布で抱いたタコを逃がさずにキャッチしていた

ヒノマルハ×トラマツバ。ヒノマルハのグローと視認性の高いイエローでアピールを高めていた

オレンジねじりのW。同色2個付けでシルエットを大きく見せる効果があるとのこと

スペック

 

HAYASHI公式「ハヤシのタコさん」詳細ページはこちら

 

林釣漁具製作所 プロフィール

高知県高知市に拠点を置く創立1946年の老舗漁具メーカー。漁の実績に裏付けされた長年のノウハウを駆使し、ライトゲーム中心の「Tict」、エギングでは「餌木猿」、ソルトゲームの楽しさを追求する「HAYASHI」の3つのブランドを構える。各ジャンルでこだわりの詰まった製品をプロデュースしている。

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