堤防釣りの人気ターゲット「タチウオ」。
夏や秋になると「タチウオ」を狙うため、夜釣りに出掛ける方は多いのではないでしょうか?
食味はもちろんですが、好奇心旺盛でどう猛なタチウオはアタリ、引きが強くて面白く、初めての方でも釣果が期待できる手軽なターゲットです。
さまざまな釣り方で狙えるタチウオですが、今回は「テンヤ」釣りをお届けします。
テンヤ釣りについて
そもそも、テンヤ釣りが何か分からないという方も多いはず。
テンヤとは、オモリと鈎が一体化した仕かけのことです。
そのテンヤに、キビナゴやドジョウなどのエサを巻き付けるのが、”タチウオテンヤ”です。
タックルは手軽なものでOK!
ロッドはルアーロッド、リールはスピニングリールでOKなので、扱いやすく手軽に始められます。
「どんなロッドを用意したらいいの?」
そんな方にオススメなのが、がまかつの「ドラゴンライズ」が筆者のイチオシ。
出典:がまかつ
「ドラゴンライズ」は、ベイエリアでのタチウオを攻略するために開発された、タチウオテンヤ専用のキャスティングロッドです。
食い気が低い時のタチウオの小さなバイトも鮮明に手元に感じ取ることができるほか、思い通りのアクションを可能にさせる、操作性も抜群の1本です。
また、タチウオ釣りに重要なのが、合わせた時にタチウオの硬い口元を貫通させるバットパワー。
これもしっかりと装備。
つまり、繊細で感度を持ちながらも、確実にフッキングさせるパワーも合わせ持ったロッドです。
値段は、メーカー希望本体価格27,500円(税抜き)と、お手頃とは言えませんが、長く大切に使う1本として、コスパが高いロッドです。
モデルNo | 標準全長(m) | 希望本体価格(税抜き) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | パワー | 使用材料(%) | 継数(本) | 適正テンヤ(g) | 適正ライン(PE/号) | 先径(mm) | グリップ長(mm) |
S96M | 9’6″(290) | 27,500円 | 145 | 149.0 | M | C99.9 G0.1 | 2 | 3〜20 | 0.8〜1.5 | 1.8 | 375 |
さてロッドが手に入ったらリール、そして仕かけです。
■ロッド:3m前後のMクラス
■リール:スピニングリール3000番~4000番
■ライン(道糸):PE0.6~1号
■ショックリーダー:フロロカーボン4~5号
※ショックリーダーは、摩擦に強い糸のこと。魚を掛けた時や、海底で擦れて道糸が切れないように、摩擦に強い糸を結びます。
エサの付け方は動画でチェック!
タックルが準備できたら、エサ付けです。
エサは、キビナゴ、ドジョウなどを使用します。
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釣り方は超カンタン
エサがセットできたら、タチウオ釣りを始めましょう!
①沖に向かってキャスト!
②仕かけが着水して、狙うタナまで沈んだら一定のスピードでリールを巻く。
③手元まで巻き切ったら、①に戻る。
基本的な誘い方は「投げて、巻くだけ」。
ですが、ただ何も考えずにそれを繰り返してるだけでは釣れません。
テンヤを投げて着水してから、スグ巻くのか、少ししてから巻くのか、底に着いてから巻くのか…などで、タナ(水深)を分けて探っていくことが重要です。この時、着水してから数をカウントして、秒数でタナを覚えておくと分かりやすいですよ!
これで釣り方はバッチリ! 後はタチウオをゲットするだけです!
また、「エサを付けるのが苦手」と言う方には、”ワインド”釣法がオススメ。
ワインドは、オモリと鉤が一体化した”ジグヘッド”と呼ばれるパーツに、ワーム(疑似餌)を装着し、それをシャクりながら(ロッドを上げ下げしながら)動かして掛ける釣り方のこと。
ちなみに、前述した「ドラゴンライズ」は、テンヤ釣り以外にもワインドにも対応しています。
ワインドは、シャクったりするので、テンヤロッドに比べてより強いバットパワーを持ったロッドが必要になりますが、「ドラゴンライズ」は十分なパワーを持っています。
これ1本で2種類の釣りが楽しめるのは、嬉しいですよね!
タチウオテンヤを基本に、状況に合わせてワインドも試してみると、より釣果アップに繋がります。
タチウオ釣りで夏の夜を楽しんでください。
がまかつ公式「ドラゴンライズ」の詳細ページはこちら