初めて行く釣り場は、どんな釣り場なのか、どこを狙えばよいのか、さらにはアクセスはどうしたらよいのか、などなど何かと不安なことが多いものです。
ここでは各地の堤防釣り場を、風景やポイントなどの写真をまじえて紹介します。
ぜひ釣行にお役立てください。
今回は、和歌山県和歌山市の紀ノ川右岸尻・紀ノ川大橋周辺です。
和歌山・紀ノ川右岸尻 紀ノ川大橋周辺
和歌山県北部の東から西へ流れているのが紀ノ川で、その川尻は広く、両岸に釣り場がある。
河口から数km上流の紀の川大堰まで汽水域となり、チヌ、キビレ、スズキ、ボラ、コノシロ、ハゼ、メッキ、ヒラメ、マゴチ、ブリ、タチウオなどが、それぞれシーズンになれば釣れる。
冬から春に人気があるのは、フカセ釣りで狙うチヌ釣り。
乗っ込みチヌは40cm前後の良型が多く、キビレもまじって強引が楽しめる。
チヌポイントは両岸にあるが、冬場は季節風が背後からとなる右岸(北岸)が釣りよい。中でも、国道26号の紀ノ川大橋上下流に好ポイントがある。
紀ノ川大橋のすぐ下流(右岸側)にドッグランがあり、川原へ車で降りることができ、無料の駐車場がある。
ドッグラン前も好ポイントだが、少し上流に架かる紀ノ川大橋から100mほど上流の間も好ポイント。
この付近は、護岸が斜めに入っていて、その前に3mほどステ石が入っている。このステ石は満潮時は水没するが、干潮時には出るので、降りて釣ることもできる。

▲潮が引くとステ石が出てくる
狙うポイントはステ石の前方10~20m付近。

▲ステ石の前方がポイント
水深は全体に浅く、2ヒロ前後。
チヌを狙う場合は、仕かけはなるべく軽くして、少し底にハワセ気味で釣るのがコツ。
冬にはベイトを追って、ブリが回ってきたので、多くのルアーマンで賑わっていた。
ルアーでは、ヒラメ、マゴチ、シーバスも狙え、秋はタチウオが釣れることもある。
紀ノ川河口右岸尻には、多くの好場がある。

▲ドッグラン前の釣り場

▲紀ノ川大橋右岸カミ手のシュウロの木付近

▲紀ノ川大橋右岸カミ手のポイント

▲シュウロの木から上流のスロープにかけての釣り場

▲スロープ前のポイント

▲土入川出合の好ポイント

▲土入川出合シモ手のテトラは先端が好ポイント
紀ノ川大橋北詰の交差点を下流へ向けて曲がり、すぐシモ手にドッグランがあり、川原へ車で降りることができる。

▲紀ノ川大橋下流のドッグラン
無料の駐車場あり。

▲ドッグラン前の駐車場

▲釣り場の後ろは遊歩道とサイクリング道路になっている
堤防釣りは誰でも手軽に楽しめるレジャーですが、釣り人のマナーによっては釣り場が閉鎖されたりする所もあります。
いつまでも釣りが楽しめるように、釣り場の環境を守り、ゴミは必ず各自で持ち帰るようにしましょう。
また、自分の安全のため、釣行時には必ずライフジャケットを着用しましょう。
※この記事は2022年2月現在のものです。
釣り可能なエリア、駐車スペースなどは変更になる場合がありますので、釣行時はご注意ください。