釣りのエサでよく使われるオキアミやイソメ、使い切ればよいですが、余った分は処分する方が多いですよね。
そのままだと、持って帰ってもオキアミは変色して腐ってしまい、イソメは死んでしまったりと保存に困るからです。
でも、その余ったエサが日持ちすれば、どうですか?
次の釣行にも取って置き、捨てることなく有効に利用できる。自然にも財布にも、とってもエコですよね。
腐らないエサ、何だか夢のような話に聞こえますが、実はあるんです!
それが、日本シーズが開発した「シーズ ボイルおきあみ」と「シーズ アオイソメ」。
夢のような腐らないエサ
通常、オキアミなどの釣りエサは解凍すれば、常温では時間が経つにつれて変色したり、腐敗したりしていくものですよね。
それが、腐らない!
その夢のようなことを実現したのが、アミロースを利用して作った特殊な保存液。
この保存液に浸していれば、パック開封後にも常温環境下で長期保存が可能になるんです。

出典:日本シーズ
日本シーズの実験では、「ボイルおきあみ」で常温下で保管した結果、3カ月以上経ってもオキアミは腐敗せず、異臭等もなかったとか。
開封後に冷凍すれば、保存が効くエサはあっても、常温保存ができるのは聞いたことがありません。
それもそのハズ、同社発表では「釣りエサとしては世界で唯一のモノ」なんです。
そんな魔法のような保存液なら、「その液に浸かったエサで釣った魚を食べても大丈夫なの?」と言う不安を覚えるかもしれません。
でも、安心してください! 安全です。
アミロースを利用したと先述しましたが、この保存液は穀物に一般的に含まれているでんぷん成分で製造されたモノ。なので、人体や魚類、また自然環境に悪影響が出ない天然由来の成分なので安全性もバッチリです。
シーズ ボイルおきあみ

シーズ ボイルおきあみ170g
「シーズ ボイルおきあみ」の容量は、170gパックと340gパックの2種類。
価格は170g:450円、340g:900円です。
シーズ アオイソメ

シーズアオイソメ
「シーズ アオイソメ」は、先述の保存液を虫エサに利用したモノ。
青イソメは通常、生きエサで使用しますが、これは特殊加工と保存液で死んだ状態。大きさはそのままで、ワームのように使用したり、マムシなどのように千切っても使えます。

シーズ アオイソメの中身
こちらは内容量が50gで、価格は550円です。
ボイルオキアミ、青イソメともに堤防釣りなどでは多用される人気エサ。常温で長期保存が効くこれらのエサなら、頻繁に釣りに出掛ける人だけでなく、たま~に釣りを楽しむ人でも、エサが余ってしまっても問題なし。冷蔵や冷凍する必要もなく、腐らず異臭も出ないので、安心して置いておくことができますよ。
「腐らないエサ」、今は世界で唯一ですが、この先、トレンドになるかもしれませんね。
現在、これらの商品の販売は、高知県高知市の「つりぐの岡林」で、または公式サイトのお問い合わせより受付中。
日本シーズ公式「ボイルおきあみ、同アオイソメ」詳細ページはこちら