福井・越前沖のマイカ
日本海で”マイカ”が本番を迎えている。
そこで、順調に釣れている福井・越前沖で”イカメタル”を楽しもうと、厨漁港から出船しているつり船 福丸へと乗船してきた。
日本海最大級の船でゆったりと釣れる
つり船 福丸は、2021年春に日本海最大級の大型快適船を就航。乗り心地抜群と、前評判を聞いていた記者は、乗船前からワクワク。船を目の前にすると、デカい! 通路も広く、釣り人のことを考えた作りになっていて、非常に釣りやすそうだ。
釣り人たちも集まり、夕方に出船。30分ほどで越前沖に到着した。
「最近は21時頃から釣れているので、のんびり始めてくださいね」と山下船長が丁寧にアナウンスしてくれる。各々釣り始め、中には五目釣りを楽しむ人も。イカはまだ姿を見せなかったが、五目釣りを楽しむ人はアジやレンコダイを釣り上げていた。
スルメイカ&マイカのアタリがイイ感じ
日が沈み、集魚灯を点灯。すると、底付近でアタリがでだす。前半は美味しそうな胴長20cmほどのマイカが釣れ、しばらくすると、中層でスルメイカがガツガツとアタる。
マイカ狙いの人はベタ底で、アタリが欲しい人は中層でそれぞれ楽しみながら、数を重ねていく。
時間が経ち減灯すると、スルメイカが底で釣れるように。「マイカは?」と言うと、中層をメインにタナがコロコロかわっていく。この日はアタリが多かったが、なかなか乗らないことも。そんな時は同じタナで誘い直すと乗ることもあった。
通称”大剣”も登場
気付けば、胴長40cmオーバーのマイカ、通称”大剣”も登場し、よい人12ハイにスルメイカは30パイ超と満足の釣果となった。
越前沖のイカ釣りはまだまだ本番。夏の暑さを忘れさせてくれる、イカの引きを味わってもらいたい。