食物連鎖で大物を釣る”落とし込み”
エサを付けず、サビキ仕かけなどでベイト(小魚)を釣り、そのまま仕かけを落とし込んで、そのベイトを食ってくるフィッシュイーターを釣る”落とし込み”。
食物連鎖をうまく利用したこの釣りは、老若男女を問わず人気で、各地で楽しむことができます。

落とし込み専用のサビキ仕かけで釣ったベイト
場所によって呼び方が違い、
・タテ釣り
・アンダーベイト
などと呼ぶことも。
青物から根魚、タイまで釣れる
釣れる魚も多彩で、ブリやハマチ、カンパチなどの青物から根魚、そしてスズキやタイ、ヒラメなどが釣れます。上がってくるまで何が釣れるか分からないのも魅力のひとつです。
そんな落とし込みで釣果を上げるには、
・ベイトを掛けること、そして掛かったことが分かる感度のよさ
・フィッシュイーターの引きに負けないバットパワー
この2つが必要となります。
そんな一見、相反する性能を両立させているのが、がまかつの「がま船 シーファング 落し込み」です。
がま船 シーファング 落し込み
出典:がまかつ
筆者がこのロッドをなぜオススメするか。
それは、前述した”ベイトの乗り”と”バットパワー”を両立させているからです。
トップをタイプによって使い分け、MH・Hはソリッドトップ、Light Mはチューブラトップを採用しています。
”ベイトが付いているか”だけでなく、ベイトの大小、弱ってきているかの状態把握までできる、柔軟な穂先を備えています。
しかも、それだけでなく青物をはじめとしたフィッシュイーターの引きに負けないパワーを持っているからです。
釣行スタイルに合わせた3種類
それぞれのエリアで釣れるターゲットをメインに選べるように、3種類からラインナップ。
瀬戸内エリアや和歌山・紀北エリアだと、Light-M235、四国や三重だとMH245、和歌山・串本や、離島エリアなどには、ハリス20号まで対応のH245がマッチします。
アンダーベイト専用設計。感度の良いチューブラ穂先を採用。エサとなるイワシの食い付きに対しての感度を明確に取れ、弱らせにくい調子に設定。青物、タイ、ヒラメなどさまざまなターゲットを狙うことができます。
主に100~120号負荷に対応。グラスソリッド穂先でベイトのノリがよく、付いたベイトの状態把握もしやすいモデル。ブリやメジロ、中型ヒラマサ、カンパチ、ヒラメ、根魚類などに対応します。
120~150号負荷に対応。大型青物狙いで強気な勝負ができるパワーに設定。ベイトがウルメイワシ、サバなど大型の場合に使いやすいモデルです。
タイプ | 標準全長(m) | 希望本体価格(税抜き) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) | 錘負荷(号) |
Light M | 2.35 | 40,000円 | 148 | 122.0 | 2 | 30〜120 |
MH | 2.45 | 46,000円 | 233 | 127.0 | 2 | 50〜150 |
H | 2.45 | 48,000円 | 238 | 127.0 | 2 | 80〜200 |
現在、和歌山や徳島、瀬戸内エリアでは最盛期に突入。
日本海エリアでも、これから秋にかけてシーズンを迎えます。
いきなりドンッ! とくる引きはたまりません。みなさんぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
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