こんにちは。林釣漁具製作所の企画・開発の吉田です!

吉田 圭吾(Keigo Yoshida) プロフィール
今回は、釣り業界初!?のイカ、タコ専用スパイスのサンプルが届いたので、早速試食をしよう!
…と思ったのですが、我が家のタコの在庫は0。なので早速スーパーに買い出しに♪
ではなく! 今回は少しだけハードルを上げて、タコを釣る所から紹介していきます!
試食用のタコを釣るために釣りスタート!
林釣漁具製作所の地元高知県で、今回は陸からのタコ狙いです。梅雨が明けると高知県中部では、ちょうどタコが釣れ出す絶好のタイミング。型のイイものを狙いつつ、楽しくタコ釣りをしていきます!
高知県では、明石でよく釣れるマダコのほかに、スナダコというマダコほど大きくはならない種類のタコも生息しているので。合わせて狙っていきます。
1箇所目のポイントは、陸からのタコ釣りではお馴染みの、足場のよい漁港からスタート。
砂地メインで、スナダコが多いポイントなので、今回はHAYASHIの「ハヤシのタコさん」3.0号をチョイス。
さらに、後方のオプションアイにアピール力を上げるため、タコベイトを装着しました。飛距離を稼いで広範囲を探りたい方は、前方のオプションアイに4号のナス型オモリを取り付けることをオススメします。

ハヤシのタコさんのオプションアイ
釣り方ですが、基本的には潮通しのいいポイントを狙い、着底後、底から離れないように巻いてくるだけでOK。すると早速、同行の辻村にヒット!
狙い通りのスナダコ! 小さく思われるかもしれませんが、スナダコなのでこれでも立派な大人サイズです。
ヒットしたタコエギは3.0号のチャートメッシュにタコベイトの組み合わせ。

2022年新色のチャートメッシュにヒット
とりあえず1パイ確保できたので、スパイスのテストができると一安心です(笑)。
その後はアタリが無いので移動することに。
陸からのタコ釣りは、こまめに歩いてポイントを変えることが、釣果アップの秘訣です。その際は水分補給も忘れずに!
一通り探っても特にアタリがなかったので、隣の漁港に。
1投ごとに5mほどの間隔で、扇状に探っていくと3投目でヒット!

ヒットカラーは「オレンジねじり」。箱出しの状態で使用
タコがいる場所にキャストできると、答えが早いのが陸からのタコ釣り!
先ほどのタコよりもひと周りほど大きく、スパイスのテストには十分な量のタコを確保できたので、2ハイ目を釣ったところで納竿としました。
食材の調達は完了! 本番の試食タイムへ
さて、タコを確保したところで、ここからが本番です。
どんな料理にするか迷いましたが、素材の味を生かしつつスパイスにも合う料理にしたいと思ったので、今回はみんな大好き「タコの唐揚げ」で試食したいと思います。
手順としてはまず、塩でタコのヌメりを取ります。1度冷凍すると塩揉みしなくてもヌメりが取れるので、この方法もオススメです!
次に、沸騰したお湯で軽くタコを茹でます。
この作業をしていないと、揚げた時に油が飛び散り悲惨なことになります。
茹で終わったら粗熱が取れるまで冷まして、1口サイズに切り分けます。
今回はスパイスの味を確かめたいので、あえて下味を付けず、片栗粉だけで揚げていきます。
キツネ色にカラッと揚がったらOKです!
今回は和風、西洋風、四川風とテイストの違う3種類のスパイスを試食し、社内のスタッフで投票します!
この味も美味しいけどこっちも捨てがたい…と悩みつつ、弊社のスタッフは普段イカ、タコをよく食べているだけあって、厳しい意見を貰いながら投票してもらいました。
軟体系に強い林釣漁具製作所がこだわって作った、「イカ、タコ専用スパイス」。
どのテイストのスパイスになるかはまだ未定ですが、発売まで楽しみにしてください!