全国各地で人気のアオリイカを狙うエギング。
陸っぱりからや、ボートからと様々なシチュエーションで楽しめますが、中でもボートからの釣りで人気なのが「ティップラン」と呼ばれるエギング。
陸っぱりに比べて自重が重めの専用エギを使用し、アタリを穂先で取るため、感度のよいロッドが使用されます。
そんなティップランエギングで人気のエギのひとつ、ヤマシタの「エギ王TR」に待望の3号サイズが登場します。
エギ王TR

出典:ヤマシタ
このエギ王TRは、デカ針、錫のオモリが特長的なティップラン専用のエギで、従来モデルは3.5号サイズのみでした。
それがこの8月、ダウンサイズの3号が発売されます。
ティップランは、比較的シーズンが進んだ秋深まる頃から翌年の春先に掛けての良型、大型アオリイカを狙って楽しむ方も多いですが、この3号サイズはシーズン初期の小中型アオリイカにも十分に対応できるアイテム。
3.5号では乗りにくかった個体も、エギをダウンサイズさせて狙えば、即抱き! というシーンも演出してくれます。
3号と3.5号の仕様は以下の通りです↓
サイズ | 重量 | 沈下スピード |
3号 | 21g | 1.5秒/m |
3.5号 | 27g | 1.2秒/m |
そして、3.5号に備えられていたティップランに最適な機能はもちろん装備。
アオリイカは安定したフォールやステイ姿勢のエギを抱きやすい傾向にありますが、このエギはその抱く間を与える誘った直後からのスライド時に、ブレずに安定したスイム姿勢をキープしやすくなっています。
それらを生み出す機能がこちら↓
2段傘のリア側のフックに大きいサイズの針を使用することで、しっかりフッキングさせるだけでなく、パラシュート効果でエギの動きが安定します。
十字形状のフィンを採用して、エギの姿勢がより安定しています。
オモリは、環境に配慮した錫を採用。鉛に比べて比重が軽い分、同じ重さでは体積が増加するので、より水の抵抗を受けて姿勢が安定します。

写真は3.5号
横側へ鋭角に張り出したオリジナルボディが安定感を生み出します。
針、フィン、オモリ、ボディと4つのパーツの全てにおいて、安定姿勢を意識して設計されているので、よりアオリイカが抱きやすくなっている訳です。
カラーバリエーション
カラーは3.5号と同じ全8色がラインナップされています。
金テープで実績が高いアジカラー。フラッシングで広範囲にアピールが可能。
緑と赤のコントラストが特長的なカラー。背中の緑と、シルエットが出る赤テープの組み合わせで、ディープエリアの攻略にも最適。
オレンジ背色+金テープボディのアピール力が強いカラー。
赤テープのシルエットで、濁り潮やディープエリアに効果的なカラー。
各地で人気の紫テープを使用した、澄潮やディープエリアにも強いカラー。
ケイムラボディとピンクのカラー。澄潮、笹濁り時、どちらにもしっかりと対応してくれるカラー。
ケイムラボディとクリアブルーで、低活性時に効果を発揮するカラー。
透けるケイムラ仕様のパープルボディのカラー。
抱かせる姿勢に優れて、カラーも様々なシチュエーションに対応できるラインナップ。今回新たに登場する3号と、従来モデルの3.5号があれば、もうティップランエギはバッチリですね。
特に、小中型が主体となるシーズン初期や、低活性時には、サイズダウンした3号サイズが、より威力を発揮してくれるハズです。
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