大阪湾ではすでに本番入りした船テンヤタチウオ。
ここ近年は各地へと広がりを見せ、タチウオをテンヤで狙うエリアが増えています。
そんな人気の船テンヤタチウオに、プロックスからNEWロッドが登場です。
攻技テンヤ太刀魚タイプK

出典:プロックス
攻技テンヤ太刀魚タイプKは、今夏発売となった船テンヤタチウオ専用のロッド。
一般的に「オールラウンドモデル」と呼ばれる82調子の設定はなく、ラインナップは食わせ調子の73と、掛け調子の91の2タイプ設定。もちろん入門者にも使いやすい仕様になっていますが、どちらかと言えば、自分の釣りスタイルが確立し始めた“脱ビギナー”を目指すアングラーにこそ、オススメしたいロッドです。
船テンヤタチウオには、大きく分けて「食わせ」タイプと「掛け」タイプ、2つの釣りが存在します。
アングラーはどちらの釣りにも対応していますが、慣れてくると得意な釣りスタイルが出てくるのも、初級者から中級者へとレベルアップしていく時期。そんな時期に差し掛かってくると、アングラーはより自分に合ったロッドが欲しくなるものです。
このロッドは、そんなアングラーにピッタリのロッドのひとつです。
ロッドの長さは73調子、91調子ともに、短めの175と、長めの195の2種類がラインナップされています。
9:1調子/175
9:1先調子と175cmの全長で、取り回しがよく、竿に張りもあるので、テンヤにキビキビとした動きを与えることが可能。竿先にでたアタリを即掛けしていくようなアングラーに最適な掛け調子ロッドです。
7:3調子/175
しなやかな7:3調子で、タチウオに違和感を与えにくく、食い渋った時にもバイトに繋がりやすいロッド。ショートバイトでも、次のアタリに繋がりやすく、本アタリへと導きやすくなっています。ロッドの長さが短いので、女性や子供にも扱いやすく、タダ巻きやストップ&ゴーの釣りにもピッタリです。
9:1調子/195
アタリを瞬時に掛け合わせていくスタイルのアングラーには、最適な調子のロッド。91先調子で張りがあり、テンヤをしっかりと動かす誘いは◎。195の長さで、ストローク幅のある誘い上げやテンションフォールにもバッチリ対応してくれます。ヘ先など、釣座によっては水面から高さがある場合もありますが、そんな時もこの長さなら釣りが快適です。
7:3調子/195
しなやかな7:3調子と鋭いフッキング性能を両立したモデル。タダ巻き、ストップ&ゴーなどの食わせタイプの誘いがやりやすく、活性が低い状況でもアタリを弾かずに、しっかりと食い込みに繋げてくれます。また、柔軟なブランクスと長めのレングスで、波気のある時にも仕かけを安定させやすく、冬場にもドンピシャなモデル。
このロッドの特長は、多点ガイドセッティングを採用した点。
Fuji-Kガイドをバランスよく多数配置しており、糸絡みが軽減するばかりか、感度のよさも大幅に向上。従来のロッドでは表現されなかった小さなアタリも、しっかりと可視化してくれます。
また、穂先のカラーリングもGOOD。白をベースに、91調子はオレンジ、73調子はイエローのカラーを配置。視認性も高く、朝イチなどのローライト時もアタリが見やすくなっています。
リールシートは、手の平全体でしっかりパーミングが可能なFuji PLSリールシートを採用。手首が自然な角度に保てるので、疲れにくく快適。集中力を切らさずに、穂先のアタリに集中できます。
そして、バットパワー。バットからグリップ部にクロスラッピングを施してあり、細身ながらもパワーも十分備えており、ドラゴンクラスの引きにも安心してやり取りが可能です。
仕様は以下の通りです↓
タイプ | 標準全長(m) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) | 標準自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | テンヤ(号) | カーボン(%) | 税抜希望小売価格 |
9:1調子/175 | 1.75 | 91 | 2 | 148 | 1.3 | 11.7 | 40〜60 | 82 | OPEN |
7:3調子/175 | 1.75 | 91 | 2 | 149 | 1.15 | 11.7 | 40〜60 | 82 | |
9:1調子/195 | 1.95 | 101 | 2 | 157 | 1.3 | 12.9 | 40〜60 | 84 | |
7:3調子/195 | 1.95 | 101 | 2 | 160 | 1.15 | 12.9 | 40〜60 | 84 |
掛け調子の91か、食わせ調子の73か、さらには長さも好みで長短が選べるプロックスのNEWテンヤロッド。
自分の釣りスタイルに合わせて、その最適なモデルを選べば、今期はより進化したテンヤタチウオ釣りが楽しめるハズです。
プロックス公式「攻技テンヤ太刀魚タイプK」詳細ページはこちら