「ソルパラ」の船テンヤタチウオ専用ロッドが初心者からベテランまで満足できる1本だった!

タチウオ特集

意外と手軽に始められて、子供や女性も簡単に美味しいタチウオが釣れる「船テンヤタチウオ」。

狙い方も非常に簡単で、テンヤにエサを巻くことができて、タナさえ合えば、10~20尾釣ることはそう難しくないのがこの釣りの魅力。オフショア初心者にはぜひ試して欲しい釣りなんですが、気になるのはタックルのチョイス。

特にロッドに関しては、オフショアゲームって専門性が高くて、その釣り方にしか使えないものも多いのがネック。つまり、ほかの釣りに使い回しづらいから、あんまり高額なロッドは買いにくいよね。というところがホンネ。

先日、メジャークラフトのカワテツこと川上 哲さんと一緒にテンヤタチウオのロケに行った際、1万円アンダーの価格に惹かれて気になっていた「ソルパラシリーズ」を使っていたので、ソルパラについて色々質問してきました。

川上 哲 プロフィール

メジャークラフトの商品開発を手掛けるナイスガイ。ショア、オフショア問わずさまざまな釣りに精通するマルチアングラーでもある。釣り以外にバイク、ゴルフと言った趣味も。

ソルパラのテンヤタチウオロッドについて

「ソルパラシリーズ」といえば、メジャークラフトの入門ロッド的な立ち位置で、釣りをしている人なら聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。

単刀直入に、「ソルパラのテンヤタチウオロッドって入門ロッドとして確立されていますが、使用感を知りたいです」と聞いてみたところ、川上さんはニヤッと笑い、「実はすごくコダワって作っているので、本格的で使いやすいんですよ」との返答が。

実際、ロケ当日も川上さんと、一緒にロケをしていたジグパラマンもソルパラでガンガン釣り上げていました。

ではどう使いやすいのか?と、詳細を聞いてみると、コダワって作ったがゆえ、子供や女性~ベテランアングラーまで使えるようにラインナップが3種類あり、自分の釣り方に合わせて快適に使えるようになっているとのこと。

実際にその3種類の特徴も聞いてみました。

お値段以上の使用感!

ラインナップは

8:2調子の「SPXJ-B180M/Tachi」
6:4調子の「SPXJ-B190ML/Tachi」
7:3調子の「SPXJ-B190M/Tachi」

の3機種。そしてお値段は、どの機種でも9,800円(税抜)。テンヤタチウオを始めるには手を出しやすい、イイお値段ですね。

Model PRICE
(税込価格)
全長(cm) 継ぎ数(pcs) ルアー(号) アクション
SPXJ-B180M/Tachi ¥9,800
(¥10,780)
180 2 30-60号 2:8
SPXJ-B190ML/Tachi ¥9,800
(¥10,780)
190 2 30-60号 4:6
SPXJ-B190M/Tachi ¥9,800
(¥10,780)
190 2 30-60号 3:7
実際に触ってみた感想

まず初めに、全機種触ってみて思ったのが、「ブランクスがしっかりしていて、ブレが少ないので使いやすそう!」。

ティップも蛍光イエローで、アタリも取りやすくなっていて、ビギナーでも簡単に変化が分かるように配慮されています。

最上位機種など軽量な船テンヤタチウオロッドを触ったことがある記者なので、若干の重さは感じましたが、トーナメント仕様のハイスペックが必要でない人にとっては、十分過ぎるほど使いやすいので問題ナシ。

お値段以上の使い勝手のよさに、ビックリした記者でした。

SPXJ-B180M/Tachi

8:2調子で、タチウオのついばむようなアタリを感じて、即アワセで掛けていける、いわゆる掛け調子のロッド。キビキビとシェイクして、タチウオを誘うのに適しています。

川上さん、ジグパラマンは、このロッドをメインに使って掛けていました。自分で誘って、アタリを感じて掛けていくロッドなので、ルアー釣りをメインに釣りをしている人に合っているロッドだと感じました。

SPXJ-B190ML/Tachi

6:4調子で、全体的にしなやかな使用感のモデル。そのしなやかさが最大の特徴で、ただただテンヤを巻きあげるだけで、オートマチックに食わせることができ、釣り人はロッドが大きく曲がったら合わせるだけ。それだけで釣れてしまう、まさにビギナーや子供、女性にピッタリなお手軽ロッド。タダ巻きや、ふわっと浮かせて誘う釣りに向いています。

また、硬いロッドでは波があるときに、ステイしていると水中でテンヤが動いてしまいますが、このロッドだと、竿全体で波を吸収してくれるので、水中でテンヤを安定されられるのもポイントだそうです。

川上さんは「状況に合わせて使い分けるのに、サブロッドで欠かせないロッド」と仰っていました。

SPXJ-B190M/Tachi

7:3調子で、じっくりと食わせる釣りから、掛けにいく釣りまで幅広く対応している、いわばオールマイティな乗せ調子のロッド。食い渋る時期や小型が混じるポイントには、きっと威力を発揮するでしょう。

やってみたい釣りが分からないよ! って人はこのロッドを使ってみるのがオススメです。

以上が、値段とパフォーマンスにうるさい記者の感想と、川上さんの解説でした。

正直、価格以上に使いやすかったので、これから船テンヤタチウオを始めたい! って人に薦めていこうと思います。

メジャークラフト公式「船タチウオてんやシリーズ」詳細ページはこちら

メジャークラフト プロフィール

2002年2月設立のフィッシングメーカー! ルアーで狙えるあらゆる魚種ごとのロッドを開発! 低価格&高品質な高いコストパフォーマンスで人気。 数年前からはロッドだけでなく、ライン、ルアーなども手掛けている。

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