気温が下がってくると、人は温かい食べ物が食べたくなる季節。鍋料理の頻度も高まってきますね。
鍋ネタと言えば、カニやアンコウ、フグなどが挙げられますが、釣り人が自前で調達しやすいターゲットと言えば、フグ。
近年では関西地方にもフグ狙いで出船する釣り船が増え、その人気は全国に広がりつつあります。
フグ釣りは、食わせの胴突き仕かけや、カットウと呼ばれる引っ掛けの釣りがありますが、どちらもアタリを取って掛け合わせていく釣り。
穂先の感度は重要になってきますし、その釣りに特化した専用竿が当然のように釣りやすくなっています。
そこで、今回は今秋に新しくリリースされるフグ専用竿2機種をご紹介。プロックスの「弐作目割烹活ふぐ」と「参作目江戸前活ふぐ」です。
弐作目割烹活ふぐ

出典:プロックス
NEWロッド2機種は、どちらも船からのフグ釣りに適した掛け調子になっていますが、穂先の調子とオモリ負荷が異なるので、適した使用シチュエーションで選べば、より快適なフグ釣りが楽しめます。
弐作目割烹活ふぐは、82調子。オモリ負荷は最大50号。深場の釣りでも十分に対応できるオールラウンドタイプのロッドです。
穂先は柔軟なグラスソリッドトップで、フグの小さなアタリもバッチリと表現。加えて、穂先のカラーリングはホワイト塗装にオレンジ糸巻きでアタリの見やすさもバッチリです。
リールシートは、ブランクスに直接触ることができるので、細かな違和感も指先に感じ取ることが可能なECSリールシートを採用。
違和感は全て合わせていく、掛け合わせの釣りに向く仕様ですね。
ロッドは2ピースで、仕舞い寸法は1m以内。持ち運びも容易です。
規格 | 標準全長(m) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | 税抜希望小売価格 |
160 | 1.6 | 98 | 2 | 1 | 12.3 | Max50 | 91 | OPEN |
価格はオープンですが、店頭推定価格は1万円以下とのことです。
プロックス公式「弐作目割烹活ふぐ」詳細ページはこちら
参作目江戸前活ふぐ

出典:プロックス
参作目江戸前活ふぐは、極先調子の91タイプ。オモリ負荷は10~30号と、弐作目割烹活ふぐに比べて軽めの設定で、東京湾などの浅場の湾フグに適した仕様になっています。
こちらも穂先は、柔軟なグラスソリッド。カラーもホワイトをベースに、オレンジの糸巻きで目感度も◎。
まずめ時などのローライト時でも、アタリがハッキリと分かるようになっています。
また、ブランクスも高感度なカーボンシャフトを採用。目感度だけでなく手感度にも優れています。
リールシートは、Fujiベイトキャスティング用TCSリールシート。小型両軸受けリールとの相性も抜群で、パーミングもしやすい仕様に。
規格 | 標準全長(m) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) | 標準自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | 税抜希望小売価格 |
6尺 | 189 | 95 | 2 | 110 | 0.7 | 10.9 | 10〜30 | 85 | OPEN |
こちらも価格はオープンですが、店頭推定価格は1万円以下。
専用ロッドがこの価格なら、とってもリーズナブル。コストパフォーマンスもGOODですね。
プロックス公式「参作目江戸前活ふぐ」詳細ページはこちら
これから各地で好シーズンを迎えるフグ釣りは、ビギナーにもエントリーしやすく、比較的釣果も望めやすい釣りです。
釣ってヨシ、食べてヨシの美味なフグ釣り、今シーズンは専用ロッドを片手に、出掛けてみてはいかがですか?