状況に合わせた「サーベルマスター テンヤ 」XR、エクスチューンのオススメを名手が紹介!【立野義昭のドラゴンハント③】

タチウオ特集

船テンヤタチウオで絶大な人気を誇る「サーベルマスター テンヤ 」シリーズ。特に上位機種のエクスチューンや、ミドルクラスのXRは、軽量かつ高感度で、名手と呼ばれるアングラーを虜にしています。

今回は、テンヤタチウオの名手であり、シマノフィールドテスターの立野義昭さんに、状況に合わせたオススメのロッドを取材してきました!

立野 義昭(Yoshiaki Tateno) プロフィール

早掛けスタイルを得意とするアングラー。釣り仲間からは「タテポン」という愛称で親しまれている。大阪湾タチウオキングバトル2016年、2018年ファイナリスト、シマノフィールドテスター

調子が違う3タイプで解説

立野さんは、9:1調子、8:2調子、7:3調子を、状況によって使い分けているとのことでしたので、それぞれのオススメを聞いてみました。

掛けていく状況では“XR 91HH170”を使う

立野さんは、1投目からガツッ! と食ってくるようなシーンでは、今年登場したばかりの「サーベルマスター XR テンヤ 91HH170」がオススメとのこと。

「ブランクスが全体的に硬く、アクションをダイレクトにテンヤに伝えてくれますし、アタリを明確に伝えてくれるので、タチウオの活性が高い状況で使っています。ガイド径も広くて糸抜けがイイのも、トラブルが減って助かっています。また、私自身、アクションをさせて、リアクションで食わせる釣りが得意なので、ロッドが合っていると思った時は1日を通して使うこともしばしばあります」

取材当日も立野さんは、このロッドを1日通して使っていました。

目感度よりも手感度を重視する。そんなアングラーには刺さる1本なのではないでしょうか。

パイロットロッドは“エクスチューン 82MH180”

朝イチで状況が分からない時は、まず「サーベルマスター エクスチューン テンヤ 82MH180」がオススメとのこと。

「最初の1尾を手にする時、つまりパイロットロッドとして使うことが多いです。掛け調子のロッドですが、掛けてからは8:2調子の曲がりでバラシを軽減してくれます。目感度、手感度どちらでもタチウオの様子が分かるので、1日のスタートにピッタリですね」

8:2調子のロッドはエクスチューン以外に、XRにも同じ番手のロッドがあります。
その2機種がある中で、なぜエクスチューンがオススメなのか聞いてみたところ、立野さんは感度のよさがオススメする理由とのこと。

XRはセンターカット2ピースなので、僅かに使用感が硬くなることも理由だそうです。

うねりや波気がある時は“エクスチューン 73M190”

釣りをスタートして、うねりや波気があり、水中でテンヤが安定しない時、また食いが渋い状況や、シーズン初期と後期は「サーベルマスター エクスチューン テンヤ 73M190」がピッタリだそう。

こちらもXRには、7:3調子が3機種もありますが、感度の違いが理由でこのロッドを使っているそうです。

立野さんはロッドの使い分けについて、こう言います。

「オールラウンドのエクスチューン 82MH180、悪状況に対応し、追い気の薄い時期のエクスチューン 73M190、そして高活性時のXR 91HH170。すべてが大阪湾のタチウオ攻略に欠かせないアイテムです。」

その日の状況にロッド1本で対応させるのには、釣りの技術だけでは無理があります。サーベルマスターファンの方はもちろん、ほかのロッドを使っている人も、状況に合わせたロッドを用意してみてはいかがでしょうか。

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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