大型タチウオには電気ウキが効く! 化学発光体のパイオニアメーカーが作る「釣れるウキ仕かけ」を徹底解説

寄稿:幸田達郎
タチウオ特集

タチウオ釣りはシーズン中盤を迎え、そろそろ記録級のサイズが狙える時期になってきました。

サイズのイイ個体=長期間生き残った賢い個体は、ルアーでのリアクションより、エサ釣りでの実績のほうが多いのを知っていましたか?

特にウキ釣りは、タナを設定して再現性のある釣りをすることができます。

そこで今回は、ルミカから販売しているウキ仕掛セット2アイテムと、それぞれに付属されているウキをご紹介します!

誰でも簡単に使える「烈光 太刀魚ウキ仕掛セット」

出典:ルミカ

普段ウキ釣りをしない人だと、仕かけの作り方や、セット方法が分からない方が多いように感じます。

烈光 太刀魚ウキ仕掛セット」は、ウキ止め~ワイヤー仕かけまで、タチウオのウキ釣りに必要な道具が一式揃ったオールインワンセットなので、誰でも簡単にタチウオ釣りが楽しめます!

タックルとエサさえあれば、手軽にタチウオのウキ釣りに挑戦することができますよ。

Aセット、Bセットの使い分けについて

「烈光 太刀魚ウキ仕掛セット」は、ウキのタイプが違うAセット、Bセットの2種類で展開しています。

Aセットには、感度に優れたウキが付属しており、細かいアタリを取りやすくなっています。

Bセットには、安定感のあるウキが付属していますので、海面が荒れているような状況でも安定して視認することができます。

どちらを使用しても問題ありませんが、海の状況に合わせてチョイスすると、よりタチウオの釣果に繋がります!

この「烈光 太刀魚ウキ仕掛セット」、仕かけ自体はオーソドックスな構成ですが、ほかの仕かけにはない特徴があるので紹介します!

「超高輝度電気ウキ“烈光”」が付属!

セットの中に、「超高輝度電気ウキ烈光」が付属しています。視認距離はなんと400m!

自分の仕かけの位置が明確になったり、アタリが分かりやすいなどなど…。

夜釣りの電気ウキは明るければ明るいほどイイことばかりです。このウキの特徴については、後程説明します。

実績高い集魚発光体 パワー太刀魚75 が付属!

タチウオ釣りに集魚ライトは外せません。ウキ釣りに最適な75サイズの「パワー太刀魚」を1パック付属しています。

付属している「烈光ウキ」について

先述した「烈光ウキ」は、とにかく明るい電気ウキとして、夜釣りのアングラーさんからご支持頂いています。普通に投げた程度では十分すぎるほどに明るく、潮に乗せて遠くに流した先でのアタリもバッチリ捉えることができます。

この明るさの仕組みは、“特殊水平発光”という水平方向に光を放つギミックによるものです。

ルミカは釣り道具以外にも、コンサートライトなども自社製造しています。この烈光ウキには、コンサートライトで培ったノウハウを存分に盛り込んでいますので、一味違う電気ウキになったワケなのです。

烈光ウキを使って釣れたタチウオ

カラーラインナップも豊富

また、コンサートライトのようにカラフルなラインナップも特徴!

レッド/グリーン/ホワイト/ピンク/イエロー/2カラーの、全6色のラインナップです。※1 ※2

※1…2カラーのラインナップはAタイプのみ
※2…「烈光太刀魚ウキ仕掛セット」に付属されているのはグリーンとレッドの2種類

激戦区で自分のウキの位置を把握するため、思わぬトラブル時のストック用に、いろんなカラーを用意してみるのはいかがでしょうか。

食い渋りには「太刀魚フカセ仕掛セット」

太刀魚フカセ仕掛セット」は、喰わせに特化した仕かけセットで、こちらもエサ以外が揃ったオールインワンセットです。

ウキが潮に馴染んでから沈みきらない場面や、ショートバイトが多発する時などの喰い渋りに威力を発揮します。

最大の特徴は、オモリを使用していないこと!

これにより自然にエサを漂わせることができ、深く食い込ませることができます。

じっくりと落としていくときや、ダイレクトな操作での誘いで、食い渋りのときや、時合の後も釣り続けることができます。

「烈光太刀魚ウキ仕掛セット」と同じ道具で使用できますが、仕かけの重量が軽い分、ルアーロッドの方が操作がしやすいです。

半誘動と全誘動の2通りの使い方が可能!

「太刀魚フカセ仕掛セット」は、タナを固定する半誘動と、固定しない全誘動の2通りの使い方が可能です。

半誘動では通常のウキ釣り仕かけと同様に、タナを決めて釣りをすることができます。

全誘動の場合、仕かけは海底まで漂い続けるため、広く探ることが可能。全誘動の場合でもアタったときは、釣り糸の屈折でウキが沈みますのでご安心を。

付属のウキ「チャップオンななめ」について

「太刀魚フカセ仕掛セット」に付属しているのは、「チャップオンななめ」というナナメ方向に糸を通す電気ウキ(円錐ウキ)です。

ナナメ方向に糸を通すため、仕かけを送り込みやすくなっています。誘いがダイレクトに行える上、食い込ませる際の抵抗を抑えることができるなど、イイこと尽くめです!

また、着水通電式となっており、着水することで発光し、仕かけを上げてからしばらくすると消灯します。

円錐ウキというより、ルアーフィッシングで使用するフロートに近い感覚で使用できます。

実釣レポート(神戸空港 大サバ)

「太刀魚ウキ仕掛セット」という名前ですが、近年、大阪湾を盛り上げている大サバにもそのまま対応可能です。

今年は神戸~明石エリアのタチウオ狙いの釣行で大サバが連発! タイミングが合えば毎投ヒットすることも。

サバを寄せる「パワー太刀魚」が付属されていること、サバの引きに耐えるワイヤー仕かけを採用しているなど、タチウオのみならず、サバにも完全対応できる要素が盛りだくさんです!

サバもタチウオと同じように、反応がよいタナがコロコロと変わります。

ですので、アタリが止まったらタナを変更すること、渋い時はエサを小さめにつけることを意識しています。

また、高活性時は海面近くで反応がよいときが多く、そんなときは水馴染みがよい「太刀魚フカセ仕掛セット」を多用します。

電気ウキが消し込まれる様子は、何度見ても痛快です!

今シーズンの夜釣りのお供に、ぜひいかがでしょうか。

ルミカ公式「烈光 太刀魚ウキ仕掛セット」詳細ページはこちら
ルミカ公式「太刀魚フカセ仕掛セット」詳細ページはこちら

幸田 達郎(Tatsurou Kouda) プロフィール

兵庫県出身、大阪府在住。ショア、オフショア問わず、幅広く釣りを楽しむ。ルミカ・スタッフ。ショップでのスタッフ経験を活かし、楽しい釣りを提供できるような商品開発を目指している。1996年生まれ
仕掛セットの組み立て方は動画で解説しています!

 

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