今や全国に広まっているテンヤタチウオ。
その中でもドラゴンが狙えると話題の、熊本・上天草エリアを攻略すべく、シマノインストラクターのイカ先生こと富所潤さんと取材に行ってきました。
結果はドラゴン混じりの良型が連発!
今回は、そんな爆釣を見せた富所さんの熊本・上天草の攻略タックルを紹介します!
使用したロッドは「サーベルマスター XR テンヤ」で統一
ロケで使用していたロッドは、「サーベルマスター XR テンヤ」の調子違いで3本。リールは「フォースマスター200」、ラインは「タナトル8」の1号で統一されていました!
ロッドは、9:1調子、8:2用紙、7:3調子で1本ずつ使い分けをしていたので細かく紹介。
メインロッドは「91 HH170」
今回のロケでメインで使っていたのは「サーベルマスター XR テンヤ 91HH170」。このロッド、富所さんが開発に関わった1本って知っていましたか?
富所さんといえば、「省エネバイブレーション釣法」の発案者としても有名ですよね。そんな富所さんがバイブレーション専用設計で作ったモデルなので、とにかく誘いやすく、疲れ辛いロッドに仕上がっているそうです!
今回の釣行ではパイロット的に使用して、省エネバイブレーションで誘い、掛けていく様子は圧巻でした!
波が出てきたタイミングで「73 M190」に変更
釣行の後半は波が出て、船も大きく揺られるような状態に。
そのタイミングで富所さんは7:3調子の「サーベルマスター XR テンヤ 73M190」に変更。船の揺れを竿に吸収させて、テンヤをの姿勢を安定させながら誘っていました。
そこで気になったのは、富所さんはなぜ7:3調子のロッドにチョイスしたのか。
「サーベルマスター XR テンヤ」には、7:3調子は3機種あります。「73 ML180」に、今回使用していた「73 M190」、もう1つが「73 MH185」。
その中で「73 M190」をチョイスした理由は、「3機種の中で食わせに特化したモデルで、魚に違和感を与えないために選択しました!」とのこと。
言われてみると、海の状況が分かりきっているホームグラウンドならまだしも、大遠征しての釣りであれば、シブい状況に対応できるロッドが1本は欲しいトコロですね。
その1本に、富所さんは食わせの「73 M190」を選んだのでしょう!
サブロッドに「82 MH180」
今回のロケでは使っている様子を見ることはできませんでしたが、「サーベルマスター XR テンヤ 82 MH180」もサブロッドとして用意していました。
掛けの釣りがいいのか? それとも乗せか? と疑問が多い状況であれば、オールラウンドに活躍するこのロッドを使って探ったり、に使用できます。
状況に合わせてロッドを変えることが重要!
先述したのですが、釣行の後半では波で船が揺られる状況になったのですが、そこでタチウオの時合がやってきました。
それも、潮のヨレでのバイブレーションへの反応がよかったので、富所さんは即座に7:3調子から、9:1調子に持ち替え。それが正解だったようで、良型のタチウオを次々と掛けていきます。
富所さん曰く、掛けるポイントが分かるときは、躊躇わずにタックルを替えることが大事! とのことでした。
波気が立っているから、7:3調子のロッドを使い続ける。ではなく、状況に合わせて別の調子に替える判断をすることが、釣果に繋がるんですね。
今まで1本のロッドでテンヤタチウオを楽しんでいた人も、調子の違うロッドがあれば、今まで出会えなかった魚と出会えるかも。
富所さんのタックルチョイスを参考にして、ロッドをラインナップを増やしてみてはいかがでしょうか!