エサを追求すると、さらにテンヤタチウオが楽しくなる! イワシの簡単チューニング法を紹介

寄稿:多田正人

多田正人(ただ まさと) プロフィール

がまかつフィールドテスター。テンヤタチウオをはじめ、さまざまな船釣り、磯釣りなどをたしなむマルチアングラー。大阪湾タチウオKINGバトル2017ファイナリスト、2018、2019、2021セミファイナリストの実力派。

皆さん、こんにちは。がまかつ船フィールドテスターの、ま~くんこと、多田正人です。

今シーズンはこのタイミングに仕事の方が大変忙しく、思うようにテンヤタチウオ釣りに行くことが叶わず…。釣りは仕事を調整しつつ、という感じになっています。

本紙や、テンヤラバーの皆さんのSNSを見ながら、早く釣りに行きたい! と願う日々を過ごしています。ということで、今回も現場情報ではなく、私のオススメエサについて、紹介させてもらいます。

エサへのひと工夫が釣果アップへの近道

テンヤタチウオの釣りは、誘いのパターンも重要な要素の1つではありますが、コダわればコダわるほど、マニアックになってしまう部分でもあるのが、エサなんです。

大阪湾では、乗船料にエサ代が含まれる船宿も多くあって、その冷凍イワシを使われる人も多いかと思います。

もちろん、それでもタチウオは十分に釣れるのですが、もっと数を釣りたいとなってくると、エサにひと工夫するのが、釣果アップへの近道。

テンヤタチウオのエサには、定番のイワシのほかにサンマなどがありますが、エキスパートの方は数種類、数パターンのエサを用意されるほど、こだわりがあります。

エサ持ちをよくするために「エサを締める」

では、何にこだわればいいのかですが、それは主にエサの締め具合。

通常の冷凍イワシは、釣りに慣れないうちはタチウオ1尾に対して、イワシ1尾と言った具合です。イワシは軟らかく、内臓の辺りをタチウオに食われてしまうと、1回で交換…となります。これでは、効率が悪い。

そこで、締めたイワシを使うことで、エサ持ちをよくして、効率的に釣っていくのがキモ。私は、「ギュッとイワシ」を使用しています。

この「ギュッとイワシ」は、イワシにアミノ酸を添加してあり、身がギュッと締まって身切れしにくい、テンヤタチウオ専用のイワシエサ。旨味成分も配合されているので、食い込みも抜群。

さらに、2022年には「ギュッとイワシハード」という新製品も登場しています。さらにエサ持ちをよくしたハードバージョンで、状況に応じてオリジナルと使い分けることで、さらに攻略の幅が広がります。

さらにさらに、私がオススメしたいのが、エサのチューニング。

船宿さんのイワシを、その場でチューニングする。これが、とても簡単かつ、好みの硬さ調整や成分の添加ができるので、非常に面白い。

筆者のチューニングレシピ

①ほどよく締めて食いがよくなる「軽締めアミノリキッド」に漬け込む
②粉末タイプの摂餌促進材「アミノ酸α」をふりかける
③その日の状況に応じて「旨〆ソルト」をかけて、締め具合を調整

これが、私のエサへのこだわりです。

忍ねぇさんこと、三石忍さんも、エサの作り方を分かりやすく動画で紹介してくれているので、そちらもぜひチェック!

 

 

自分でチューニングしたエサで釣れた時はひとしお。さらに、ハマってしまうこと間違いなしですが(笑)、テンヤタチウオの釣りを面白くしてくれるはずです。ぜひ、試してみてください。

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