冬の鍋と言えば、「東のアンコウ、西のフグ」とも言われるように、その人気を2分するほどの支持を得ている「フグ」。
近年ではトラフグ以外にも、各地の船釣りで狙えるショウサイフグやアカメフグなども含めたフグ釣りの人気が急上昇中です。
そのブームに乗って、この機会に始めてみようと思っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんなビギナーにオススメのハイコスパな、プロックスのフグ竿を3本紹介します。
弐作目割烹活ふぐ

出典:プロックス
「弐作目割烹活ふぐ」は、82調子のフグ専用竿。
全長1.6mで取り回しもしやすく、2本継ぎなので持ち運びにも便利です。
そして、高感度のカーボンシャフトに、ECSブランクタッチシートは、フグの小さなアタリも手に伝えてくれます。
また、アタリを見る穂先も見やすさ抜群。
柔軟なグラスソリッドを採用したトップは、オレンジと白で朝まずめの薄暗い時間帯でもハッキリと視認できます。
高感度なシャフトの手感度と、穂先にでるアタリの目感度で、ビギナーもアタリを判別しやすくなっています。
82調子なので、合わせた時のパワーをしっかりと仕かけにも伝達。一瞬の差がフグに掛かるか掛からないかを左右するような時でも、タイムロスも少なくフッキングに繋げてくれるのもイイですね。
規格 | 標準全長(m) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) | 標準自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | 税抜希望小売価格 |
160 | 1.6 | 98 | 2 | 106 | 1.0 | 12.3 | Max50 | 91 | OPEN |
価格はオープンとなっていますが、店頭推定価格は1万円以下です。
プロックス公式「弐作目割烹活ふぐ」詳細ページはこちら
参作目江戸前活ふぐ
「参作目江戸前活ふぐ」は、91調子のフグ専用竿。
全長は1.8mとやや長めですが、82調子よりも鋭敏な91調子となっているので、穂先の感度、合わせた時のレスポンスともに同シリーズの中でも最高レベルになっています。
シャフトは82調子の「弐作目割烹活ふぐ」と同様に、高感度なカーボンシャフトにグラスソリッドトップを採用。
手で感じるアタリ、目で見るアタリもバッチリと認識できます。
穂先がオレンジと白のカラーで見やすいのも、ありがたいですね。
オモリ負荷は30号までなので、やや浅めの釣り場や東京湾などのフグ釣りにはベストフィットしてくれます。
規格 | 標準全長(m) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) | 標準自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | 税抜希望小売価格 |
6尺 | 180 | 95 | 2 | 110 | 0.7 | 10.9 | 10〜30 | 85 | OPEN |
こちらも価格はオープンとなっていますが、店頭推定価格は1万円以下です。
センターカットの2ピースなのも、持ち運びや収納を考えるとありがたいですね。
プロックス公式「参作目江戸前活ふぐ」詳細ページはこちら
明石カットウフグST
「明石カットウフグST」は、カットウ仕かけで狙うフグ釣り専用竿。
商品名に「明石」とあるように、明石海峡のような水深と潮の速いエリアに対応できるように、最大のオモリ負荷は80号となっています。
そして、“食わせる”より“掛ける”釣りのカットウ釣りには、バットパワーも不可欠。このロッドは、バット部にグラスクロスシートをまとわせたGXB(グラスクロスバット)を採用し、強靭なバットパワーを実現しています。
軽いシャクリでも、しっかりとアワセに繋がればヒットチャンスは増えるので、ビギナーにもバッチリです。
穂先は張りのあるカーボンソリッドトップを採用。82調子ながらも曲がり込みを極力軽減し、瞬時にパワーを仕かけへと伝達してくれます。
カラーも見やすいオレンジ&白の2色で、まずめ時や曇天、雨天でも視認性は抜群です。
規格 | 標準全長(cm) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) | 標準自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | 税抜希望小売価格 |
160M | 161 | 99.5 | 2 | 106 | 1.6 | 12.2 | Max80 | 94 | 6980円 |
この竿も2ピースで、持ち運びには不自由しません。
合わせやすく、取り回しやすい、短めの全長もイイですね。
プロックス公式「明石カットウフグST」詳細ページはこちら
以上がコスパ抜群の、“1万円でオツリがくる”プロックスのフグ専用竿です。
この冬、フグ釣りデビュー予定の方は、まずは買い求めやすいエントリーモデルのこれらの竿で、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。