釣り初心者でも大物の引きが味わえて、大人気のレジャー施設「海上釣り堀」!
トイレがあったり、レンタルタックルもあったりと、とにかく手軽なので女性やお子さんも安心して釣りが楽しめます。
今回は、マルキユーフィールドテスターの山口美咲さん、アンバサダーの片原恵麻さん、インストラクターでもあり、海上釣り堀名人の北条公哉さんが、兵庫県の海上釣り堀「海恵」さんで釣りを楽しんだ様子と、基礎知識をまじえて紹介!

山口 美咲 プロフィール
海上釣り堀で釣れる魚
まずは、海上釣り堀で釣れる魚を紹介。
地域や季節によって放流されている魚が変わりますが、今回はその中でも、定番で放流されている代表的な魚をピックアップ!
海上釣り堀といえばマダイ! しかも立派なサイズの個体が多いので、引き味満点! 釣って楽しい食べて美味しい魚です。

北条さんが釣った良型カンパチ

ヒラマサ
こちらも海上釣り堀を代表する魚。地域や場所によって魚種は違えど、大体は入っていることが多いです。
常に泳ぎ続けている青物の引きは超強烈! タモに引き込んだ時の達成感はひとしおですよ。
釣りをあまりしない人には、あまり馴染みのない魚「シマアジ」。“アジ”と名前に付きますが、大きさは50cmにもなる魚です。
味は絶品で、海上釣り堀に行った際はぜひ狙ってもらいたいターゲットです。
高級魚として有名な、マハタやクエも放流されていることが多い魚。あまり釣りやすいターゲットではないので、釣れたらラッキーですよ!
必要なアイテム
基本的には手ぶらでもOK! ロッドやリールといったタックル類はレンタルすることもできますし、エサや仕かけも併設されている施設で購入できるところがほとんどです。
自分専用のタックルを用意したい! という人は3~3.5m前後の海上釣り堀ロッドか船用ロッドに、3000~4000番のリールがあれば大丈夫です。
海上釣り堀について
海上釣り堀はその名前の通り、海の上にある釣り堀です。
海の上にイケスがいくつもあり、そのイケスを囲うように筏(イカダ)が海の上に浮かんでいます。波静かな場所なので、酔ってしまう心配はありません!
イケスの中には先ほど紹介した魚を中心に、何種類かが放流されており、その筏の上で釣りを楽しめます。

出典:マルキユー
また、仕かけを遠くに飛ばす必要がないので、釣りが初めての人や腕に自信のない人でも安心です!
いよいよ釣りスタート!
イケスに到着して、海恵さんの釣り開始の合図とともにスタート! …の前に、まずはイケスの深さ(タナ)をタナ取りオモリを使って測ります。
そうすることで、仕かけの長さとイケスの深さが合わず、針がイケスに刺さってしまわないようにするために行います。
タナが測れたところで、改めてスタート!
海上釣り堀は、朝イチが1番釣れる絶好のタイミング! この時合を逃してしまうと、後々の釣果に差が出てしまいます。
この時合を逃さないように、3人とも使うエサは練りエサ(ダンゴ)の「ホットイエロー」。
練りエサは手にニオイも付きにくく、汚れにくいので誰でも使いやすいエサです。ちなみに「ホットイエロー」は、集魚力&アピール力バツグンの黄色いエサ。
コレでマダイとシマアジを狙っていきます!
果たして、釣れてくれるのか…。
マダイのアタリが止まらない!
この日は魚の活性がよかったのか、マダイのアタリが1時間以上止まらない嬉しい誤算! 仕かけを入れるたびに竿が大きく曲がります。

山口さんがマダイとファイトしている様子

Wヒットも連発!
山口さん、片原さんも大盛り上がり! 次々とマダイを釣り上げます。
本来、どこかで使っているエサに見向きもしなくなるタイミングがあるのですが、この日はほとんどエサを替えることなく、練りエサだけでアタリが出続けました。
お待ちかねの放流タイム!
海上釣り堀では活きのよい新しい魚を放流してくれる、「放流タイム」があります。

青物放流のシーン
放流タイム後は大チャンス! 元気がイイので、すぐにエサに食いついてくれます。
ちなみに海恵さんでは、マダイの放流が1回、オリーブの葉を食べて育ったブランドブリ“オリーブブリ”とカンパチの放流が1回の、計2回の放流タイムがありました。(場所によって放流の回数は変わります)
その際はマダイも追釣し、青物も連続ゲット!

待望のオリーブブリを釣り上げ、ご満悦な片原さん
こんなに可愛らしい女性たちでも、カンパチやブリを釣り上げられます。
放流後の青物を狙うのに使ったのは、生きたアジ。このアジの鼻や背に針を通して、生きたまま泳がせて青物を狙います。
海上釣り堀は誰でもいつでも楽しめる!
魚の反応が落ち着き始めたお昼ごろ、海恵さんから終了の合図が。気になる釣果は…。
マダイが多数にカンパチ5尾、オリーブブリと大爆釣!
海上釣り堀は老若男女、どの季節でも釣れる素晴らしいレジャー施設です!
春・秋の行楽によし、夏は夏休みに家族と行くのもよし、冬は正月用のマダイを狙うのもよし。
家族やカップル、仕事の仲間と楽しんでみてはいかがでしょうか?