テンヤタチウオのシーズンも終盤。
フェーズは数釣りから大型狙いに移行する季節に、シマノインストラクターの富所潤（とみどころ・じゅん）さんのテンヤタチウオ攻略に同行させて頂きました。
今回の舞台は、近年テンヤタチウオのアツさが増してきている熊本・上天草エリア。
せっかくの遠征釣行！ どうせなら大型タチウオの姿が見たいなぁ。と思っていたのですが、まさか“ドラゴン級タチウオ”が連発するなんて…。
慣れないフィールドの「潮」をピンポイントで読み、大型タチウオを掛けていく様子を以下の動画で公開中！
この記事では、ざっくりと内容を紹介します！
まずは海況を探っていく展開に
ロケ当日は、小潮でタチウオ狙いに絶好の潮周り。
今回お世話になった遊漁船は、上天草エリアで屈指の人気を誇る「フィッシャリーズ・フィッシャリーズ」さん。
敏腕で少々ファンキー（？）なウッキー船長が操船してくれました
到着したポイントは水深80m、反応が出ているタナは40～50mライン。まずは「サーベルマスター船テンヤ 50号」を使って反応のあるタナを探っていく富所さん。
しかし思った以上に活性が低く、1度バイトがあってもテンヤに執着しない状況。そのため定点でバイブで誘ったり、しつこくバイブレーションさせたりして、バイトがあったら即掛けしていく展開に。
その後もバイブレーション釣法を使って、水中の“なにか”を探す富所さん。ポイント移動後に、富所さんが探していたものが何なのかが判明しました。
探していたのは「潮のヨレ」
船を走らせ移動してきた場所は、水深120mを超える深場のポイント。
そこで富所さんが「潮のヨレ」を発見。富所さんがずっと探していたのはコレです。
富所さん曰く、バイブレーション釣法が最も効果を発揮するのは潮のヨレに入っている時だそう。
富所さんが「今潮のヨレに入りました！ 食いますよ！」と言った直後、ガツンッ！ と食いあげるアタリがあり、ロッドが大きく曲がります。
天草ドラゴンを手に笑顔の富所さん
「天草ドラゴン！ やりましたぁ～！」と富所さんのテンションは最高潮に。
そこからはパターンがハマり、フィーバータイムに突入！ 短時間で何尾も釣り上げる様子は動画でご覧ください！
状況に合わせたタックルセレクトも解説！
今回のロケで富所さんが使っていたのは、「サーベルマスターXR テンヤ」から、「91HH170」、「82MH180」、「73M190」の3本。リールは「フォースマスター200」で統一していました。
メインで使っていたのは「91HH170」。富所さんが開発に関わった、省エネバイブレーションに特化したロッドです。
軽量ですが、HH表記なので張りのあるブランクス。キビキビとテンヤを操作できて、攻撃的に掛けていくことができます。
また、「サーベルマスターXR」といえば、ネジレやブレに強いブランクス、「エクストリームガングリップ」でのホールド力、「カーボンモノコックグリップ」による感度の高さなど、ハイエンドクラス顔負けの機能盛りだくさんで、ラインナップも豊富な優等生ロッドシリーズ。
動画内では、そんなラインナップに悩める人に向けて、状況に応じた竿の調子の使い分けについても解説しています！
動画はつりそくにて公開中！
百聞は一見にしかず！ 富所潤による、熊本・上天草での爆釣劇をぜひチェックしてみてください！
