平埼 大介(ひらさき だいすけ) プロフィール
ワカサギ釣り歴3年。ホームグラウンドは室生ダム。得意な釣り方は、主にヘラブナ釣りスタイル。ワカサギ釣り以外は、ヘラブナ、アマゴ、アユ、バス、ハゼなど淡水から、ジギング、エギング、イカメタル、オモリグなどのオフショアゲームのほか、キス釣りなど、季節に応じた釣りを楽しむ。趣味は映画鑑賞。室生釣友会会長、西日本へら鮒釣連合会副理事長、日本釣振興会奈良支部役員、マルキユーフィールドスタッフ、公認釣りインストラクター、フィッシングハウス室生・鮒屋店主、室生ダムフィッシングアドバイザー

平埼 大介(ひらさき だいすけ) プロフィール
奈良・室生ダム湖の状況をお届け!
奈良県宇陀市に位置する室生ダムは、昭和49年に完成した上水道用水や、かんがい用水の供給を目的とした多目的ダムです。
当時よりヘラブナ釣りが盛んで、私もよく通っていました。好きが高じて、2008年からは室生ダム釣り事務所の管理人もさせていただき、早いもので15年を迎えます。
ワカサギに関しては2011年に有志で卵、成魚を試験的に放流し、様子観察していました。しかし孵化した様子も観られず、諦めていた6年後の2017年。ヘラブナ釣りの人より、「ワカサギらしき魚が掛かったから見に来て」と連絡が入り確認に行くと、紛れもなくワカサギでした。涙が出るほどの感動を、今でも忘れることができません。ジワジワと自然繁殖してくれていたのです。
翌年にはかなりの数が確認できたため、卵の追加放流を継続し、晴れて漁業権を取得。2020年にワカサギ釣り解禁に至りました。
無事3年目を迎えることができた11月1日のワカサギ解禁。1時間50尾と好釣果も聞かれましたが、ジャコ(モロコなど)も多く、釣り辛かったです。しかし、日毎に水温も下がり、ワカサギの確率も上がってきました。
11月20日に日釣振(日本釣振興会)主催の「第3回わかさぎオープン2022」が、室生ダムで開催されました。
開始から雨が降って風も吹き、悪天候の中でしたが、釣り未経験者や釣り初心者、女性や子供たちの参加者も多く、楽しい大会となりました。
冷たい雨の中、皆さんは最後まで熱心に釣りを楽しんでいました。
大会の結果は、長寸一般の部優勝が牧野氏(99mm)、長寸ジュニアの部優勝が窪愛斗君(86mm)、尾数の部優勝が宮本氏(270尾)。以上の皆さんでした。おめでとうございました。
来年は晴天の中で開催したいですね。
翌日、事務所下の人気ポイントが空いていたため、9時より入釣しました。
竿は18尺(5.4m)でタナ1.5mで、エサはマルキユーの軽麩3カップ+よせアミ1カップ:水1カップの寄せエサをカゴに詰め、紅サシ5本針仕かけでスタート。
1投目からアタリがあり、上2本に8cmが食ってきました。
2投目も上3連に同サイズと釣れ続き、ウキ下をさらに30cmほど浅くすると4連、5連とペースアップしてきました。
隣に入られたバス釣りの名手・宮崎氏も、ワカサギ釣り初体験ながらポツポツ釣られて、喜んでいました。
結果、148尾と、3時間半ほどの釣りでしたが、堪能しました。
水温も15度前後まで下がり、他魚の猛攻も、解禁直後と比べて、だいぶ落ち着いてきました。
今年は例年よりもワカサギの魚影が濃く、アベレージサイズも80mm前後と大きくなってきています。
これからも水温が下がる度に、釣果も上向いてきます。寒くなってくるのを楽しみに、冬を満喫しましょう。
入釣の際はライフジャケットを着用して、ご自身、ご家族のためにも、安心して釣りを楽しんでまいりましょう!
初心者の方や子供さん、特に女性の方、お気軽に「大ちゃん釣り教えて」と声を掛けてくださいね。懇切丁寧にご指導いたします。
アクセス
■交通…大阪方面からは西名阪道、名阪国道を利用。針ICで降りて、国道369号を進み、国道165号を左折。コーナン榛原店を過ぎて右折しダム方面へ。赤人橋南詰に室生ダム・釣り管理事務所(鮒屋)。
■期間…11月1日~2月末
■料金…日券1000円、年券5000円。入漁券は赤人橋南詰の鮒屋で購入可能。エサ、仕かけなども常備。