【小豆島周辺のサビキマダイが好発進】食べ頃サイズの美味なマダイがズラズラっと鈴なりも!!

瀬戸内の冬の風物詩とも言える、マダイ釣りが小豆島周辺で始まっています。通称「サビキマダイ」や「タイサビキ」とも言われ、胴突き仕かけでエサを使わずに「ただリールを巻くだけでマダイが釣れる」超お手軽な釣りです。

そして、釣れるマダイは越冬のために、身に脂がよく乗って美味。しかも食べ頃サイズの30~40cm級が主体で、数はよい人2ケタも十分狙えるという魅力十分の釣りです。今期も開幕から順調に上がっており、その模様を姫路港の槙龍丸で取材してきました。

釣り場&シーズン

小豆島周辺のサビキマダイは、例年12月頃から始まり、3月いっぱいまでは続くロングランの釣り。

シーズン初期は小豆島東部をメインに、イカナゴが流れ始めると、50cm級や60cmオーバーの型のよいモノもよくまじるようになり、小豆島の南東部から南西部へとメインのポイントを移していくそう。現在の釣り場の水深は、ほとんどが40m前後。シーズンが進めば、50m以上のポイントも多くなります。

朝イチから、いきなりマダイラッシュ!!

槙龍丸の船長に今期の状況を聞くと、「開幕から順調に上がっているよ。型は30cm前後から40cm級が主体。まだ、数は本格化してないけど、よい人は2ケタも出始めた」そうです。

当日は6人の釣り人を乗せて、早朝5時半前に出船。前日はマダイよい人11尾、船中32尾で、少ない人でも5尾釣れたそうで、皆の期待は高まります。

約1時間半の航程でポイントに着くと、各自が槙龍丸オリジナル仕かけをセットしました。

「水深40m、20mぐらいまで(マダイが)浮いてるよ」の船長のアナウンスで釣り開始。皆が一斉に仕かけを投入しました。

すると、底から巻き始めて間もなく、竿が曲がります。

右舷胴の間、続けて右舷ヘ先、さらには左舷ヘ先と、次々に竿が曲がり、マダイがヒット。

そして、上がってきたのは、どれもが40cm前後の美味しそうなマダイです。

その後、すぐに潮上りして、再びヘ先の2人がダブルヒット。ナント開始2投で、よい人はマダイ2尾。抜群のスタートでした。

船は、マダイの浮いた反応を探して流しを繰り返すと、開始1時間ほどで、ほぼ全員が30~45cm級のマダイを手にしました。

ポイントを変えた終盤に再度入れ食いに!!

やがて、潮が変わると活性が落ちたのか、アタリが単発になり、食い込みまで至らないこともありましたが、ポイントを変えた終盤に、再びラッシュに突入。

船長が「底から10m」、「15m」、「20mまで浮いてきた」と、タナを逐一アナウンスすると、リールを巻くアングラーの竿先がゴツゴツと引き込まれて、一段と引き込みが強くなります。

当日最高の4連も登場!!

仕かけを手繰ると、水面下にズラズラっと連なるマダイの魚影。

これが、この日最高の4連。

この時合でマダイが連発して、ゲストのメジロ、メバルも上がり、各自が土産を追加。

この日は、船中全員がマダイのボーズなしで納竿となりました。

船長によると、小豆島周辺のサビキマダイはイカナゴが出始めれば、例年良型まじりの数釣りが楽しめ、条件よい日ならよい人50尾超の大釣りも期待できるそうです。

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