皆さんこんにちは、なおちんです。
初心者目線でテンヤタチウオについてあれこれとお伝えしていますが、今回は、実際に釣りをしてみよう! ということで、テンヤタチウオ実釣!
今回初心者の私をサポートしてくださるのは、入稲福佳寿巳さん(以下イリちゃん)。

入稲福佳寿巳さん(イリちゃん)㊧にアドバイスをもらいながら東京湾から楽しんできました~!
まずは、東京湾の近場の浅いポイントからスタートとのこと。イリちゃんの経験上、数釣りが楽しめる場所なので、手返しを重視して、持っているテンヤ全てにイワシを巻けるだけ巻いて準備をしておきます。
静と動。そしてアワセしっかり
投入の合図があったら、速やかに仕かけを投入して、指示ダナまで落としたらアクションのスタートです。
東京湾で今一番オーソドックスなバイブレーション釣法を試したのですが、思った以上に体力を使いますね。テンヤを小刻みに動かして、ピタリと止めた瞬間にアタリがでるようで、止める時は竿先がブレることなく、しっかりと止めるのがポイント。
この「静」と「動」の動きが重要なんだとか。しかし、アタリがでてもアワセが弱いようで、ちゃんと針掛かりせず、途中でバレてしまいました…。
イリちゃんいわく、「アタリがあれば、もっとしっかりと竿のバットの辺りからアワせるイメージの方が、しっかりと針掛りする」とのことでした。

△指南役!?イリちゃんもさすがの腕前を披露
攻めの先調子が心地よかった!
今回、使用したアルファタックルの「海人タチウオテンヤ 91 175H」は、どちらかというと攻めの竿。
穂先は微細なアタリも捉えるカーボンソリッドティップを搭載し、バット部分はとてもしっかりしているので、今回のような積極的に掛けていく釣りにはピッタリ。
確かに9対1調子なので操作性が非常によく、力のない私にもイメージ通りのアクションが付けやすかったです。
全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
標準自重 (g) |
先径 (mm) |
元径 (mm) |
オモリ負荷 (号) |
アクション | カーボン (%) |
グラス (%) |
メーカー希望 小売価格 (円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1.75 | 2(B) | 129.5 | 120 | 1.6 | 9.5 | 30-60 | 9:1 | 95 | 5 | 26,000 |
次はしっかりとアワセも決まり、リールで巻き上げていくのですが、すぐに電動リールを使うのではなくて、ある程度、手巻きで巻いた後に、電動リールを使った方が、バレも軽減するそうです。
魚が水面に見えてきたら、速やかに竿を置き、手で糸を手繰って、魚を船に取り込みます。
ここでモタモタしていると、魚が走ってバレてしまうことが結構あるので、注意しましょう。 また、竿で引っこ抜く行為は非常に危険で、竿が折れてしまうこともあるので、最後は手で糸を手繰るようにします。
前半の浅場での釣りはおかげさまでサイズもよいタチウオが5尾釣れたので、初心者にしては上出来。大切なポイントさえ、ちゃんと抑えておけば、魚は答えてくれますね。
次回は、深場の大型タチウオ狙いにチャレンジした模様をお伝えします!
美味しさが違うことを発見! タチウオの脳天締め
皆さんは、タチウオが釣れたら締めていますか? 手返し重視で締めたりはせずに、すぐにクーラーボックスに入れたり、鮮度重視でエラ切りをして血抜きをしたりと、さまざまだと思います。
私は今までエラ切りと血抜きのみでしたが、脳天締めをすると、より鮮度よく美味しく食べられることを知りました。
専用の締め具やアイスピックなどを使い、目の上の少し後ろの部分を刺して、締めるだけ。このひと手間で、よりタチウオを美味しく食べることができるので、ぜひやってみてくださいね。アイスピックは100円ショップにもありますので、手軽に購入できますよ!