
川口 忠彦(かわぐち ただひこ) プロフィール
奈良・津風呂湖の状況をお届け!
冬本番の津風呂湖は、表水温が6度台まで下がり、まとまった雨や雪などで、水中の状況がかわりつつあります。
エリアによっては、ターンオーバーや、流入する水の濁りで、テクニカルなワカサギ釣りになりがちです。
「誘っても食わない…」、「アタっても掛からない…」、「掛けてもバレやすい…」。そんな時は、ワカサギがエサをしっかり確認できていないと思います。濁りがある視認性の悪い状況では、夜光留が付いた目立つ仕かけがオススメです。

津風呂湖の風景
誘いは、ワカサギがしっかり見付けて追いかけてくるよう、スローな誘いを!また、エサは頻繁に交換し、匂いや味でも気付かせて、ワカサギを寄せましょう!
とことんコダワるなら、張りの弱いナイロンハリスが、ナチュラルに違和感を与えず食わせることができるでしょう。そうすることで、ミスバイトも減り、バラシも軽減できると思います。
釣れるワカサギが大きければ、エサのサイズを大きくしたり、ブドウ虫をカットして付けることも、ワカサギにアピールできるので有効です。

津風呂湖名物のメガワカサギ
また、大きい群れより、小さな群れが広範囲に散らばっているようなので、ポイントが絞りにくい感じです。
釣行前には、津風呂湖観光の新支配人のホットな情報を聞いて、ポイントを選んでくださいね!
ちなみに、1月の私の釣行ですが、津風呂湖名物のメガワカサギを狙ってきました。
針は1.5~2号、サシエは半分、または1匹通し刺しでセット。
数は少なかったですが、13~15cmのワカサギを釣ることができました!
ワカサギ開きの一夜干し
今回は、大きいサイズだからできる、「ワカサギ開きの一夜干し」を紹介します。
まず、頭を落とし背開きにし、内臓と背骨を取り除きます。
私の場合、塩水に10分ほど浸した後、トレーにキッチンペーパーを敷いて、ワカサギを並べて冷蔵庫で、一夜干しにしています。
内臓や骨の雑味がなく、身だけをいただく贅沢な一品!
炙り焼きしたワカサギの開きは、とても美味しいので、ぜひやってみてください。
アクセス
■交通…大阪方面から南阪奈道路の葛城インタで降り、すぐを右折。名柄信号を右折して国道309号で下市町へ。下市町から国道169号で吉野方面へ向かい、河原屋西信号から津風呂湖への案内場に従って進む。
■期間…11月1日~3月31日
■料金…日券1000円。貸しボート1日3000円、ワカサギ用桟橋1000円、ドーム桟橋1000円(子ども500円)
■問い合わせ…☎津風呂湖観光株式会社(0746・32・2847)
■津風呂湖観光株式会社のFacebookページはこちら