最近、筆者が気になっていたのが、釣れた魚がどんなベイトを食べているのか。
釣れた魚のベイトを調べることで、エサやルアーを合わせることができ、釣果にも繋がります。
筆者は取材や釣行時に、よくベイトを調べていますが、中でも最近驚いたのが、トンジギに行った時。
和歌山・浦神港から出船しているたいし丸に乗船。この日は、アタリもポツポツとあり、船中で6尾のトンボをゲットしました。
そもそもトンボって何?
トンボは、標準和名「ビンナガ」と呼ばれる魚で、大きくなれば、数十kgにもなります。そのトンボをジギングで狙うのが、トンジギというわけです。
トンジギは、手軽な大物釣りとして人気で、数多くのアングラーが足繁く釣りに通っています。
この日釣れたのは、7~8kg前後のトンボ。トンボとしては、まだまだ小型ですが、それでも大きな魚にいは間違いありません。
筆者は、この大きさになればかなり大きなベイトを食べているのだろうかと思っていましたが、食べていたのは何と、超が付くほど小さな魚。
これがトンボの胃の中に入っていたベイトだ!
どうでしょうか?
かなり小さいですよね。よく見てみると、何だか口が出ているように見えます。アップしてみると…。
か、かわいい。
筆者もあまり見たことがない魚です。船長に聞くとこの魚は「サギフエ」と呼ばれる魚のようで、トンボはこのベイトをよく食っているのだとか。思っていた以上に、小さいベイトにビックリしました。
ほかのトンボの胃を見ると、やはりほとんどがサギフエで、ほかに小さなエビやイカも食べていることもありました。
ベイトがカタクチイワシなどになると、トンボの食いは上がるそうです。
魚がどんなベイトを捕食しているかって、釣り人にとってはすごく興味が湧きますよね! また魚が釣れた時には、どんなベイトか見て、皆さんにお届けしますね。
それまで、お楽しみに!