菊池 雄一(きくち ゆういち) プロフィール
皆さま、こんにちは。3年ぶりの開催となりましたフィッシングショーOSAKA2023は大盛況でした。たくさんの方にご来場いただきまして、ありがとうございました。
私は、初めてDAIWAメインステージに上がらせていただき、高槻テスターと共にトークショーに参加。
大阪湾で大ブームのテンヤタチウオ釣りが全国、さらには世界にまで広がりを見せる“今”をお伝えさせていただきました。
当然コロナ禍でありますので、ご来場できなかった方もおられることと思います。今回は、このステージでお話させていただきました内容を紹介させていただきます。
今回のお題
広がるテンヤタチウオ最前線 ~フィッシングショーOSAKA編~
当日は、3つの項目に分けてレビューをさせていただきました。
今回は、その①と②の部分をお伝えしたいと思います。
日本国内では現状、上記イラストのエリアでテンヤタチウオ釣りが楽しまれています(記載以外のエリアもあるかと思います)。
大阪湾・瀬戸内海から始まったこの釣りですが、近年急速にそのエリアが拡大しています。
2021年に大ブレイクを果たした東京湾、2022年は伊良湖水道や常磐エリアでも、大ブームの兆しを見せています。
同じ釣り方でも、狙い方や考え方が全く異なります。タチウオやタチウオが捕食するベイト反応の上を釣るのですが、流し方がかわるために、狙い方がかわってきます。
ここでは、代表的な大阪湾と東京湾の狙い方の違いを紹介させていただきます。
・大阪湾
アタリダナをサーチしていく釣り方で、探る反応は20mや30mなんてことも。
船を流しながら、船内全体で魚の活性を上げて、船下に魚を集まらせるようなイメージ。
・東京湾
反応の真下に船を止める釣りのため、狙いダナが非常に狭い。魚探やソナーが当たった状態のために、非常にプレッシャーが掛かったポイントになる。
アタリをだすのが非常に難しく、釣果の差が顕著に表れるポイントです。だから楽しいですよね。
ちなみに、タチウオ釣り市場は世界にも広がっています。韓国、中国、台湾、ドバイ、フランスなど。また、ベトナムやカタールなどでも、タチウオ釣りがあるともお聞きしたことがあります。
2つ目は、改めてのこの釣りの魅力・醍醐味です。
私の中では、ハマる要因がたくさんありすぎて、とても語りきれませんが、中でもこの2つが、どハマりする要因です。
1日テンヤタチウオをしていて、アタリがあってアワセを入れると100%ヒット、100%バラシなしの日を迎えることができたアングラーさんはいるのでしょうか?
私は当然、このような経験はありません。
また、狙って大型サイズを釣る確率を上げる釣法も、広く認知されていますよね。たくさん釣りたい気持ちもありますが、大型サイズが狙って釣れた感動は最高です。
なので、今の目標は本タチウオで145cmアップ、ウエイトでは2.5kgを超えてみたいと思っています。
日々練習ではありますが、ヒット確率、バラシを極力なくす確率、そして大型を狙う確率を上げるべく、考えた釣り方が「深追い掛け釣法」になります。
今後も当連載内で紹介していきますし、YouTube検索で「深追い掛け釣法」を探していただくと、ご視聴可能ですので、ぜひご参考にしていたければ幸いです。
これから先も、この釣りが大好きなので、牽引するアングラーの方たちと切磋琢磨しながら、さらにさらに盛り上げていきたいと思います。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
P.S. ③の今後の展望については、今しばらくお待ちくださいませ。すんごい製品のリリースに向け、動いております!